モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

ワ1 3年前

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 本日は、塗装の日でした。スハフ42の下回り、トロリーの下回り、同車体のツートンカラーの1色目、といったところで他の用。

 3年前の5月は貨車増備に勤しんでいたようです。写真は珊瑚のエッチング板から作ったワ1.屋根は重量軽減のため、H御大の家畜車にならって航空べニアです。湯気にあてた後、オロナミンCドリンクの瓶に板をあて、針金で縛って一晩おくとちょうどいいカーブになりました。

 

6750形の引く列車

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 しばらく前から、40年くらい前に作った客車の軽量化を始めました。床板のアルミ化が主な改造点です。スハフ42(ピノチオ製キット)も対象車のひとつ。この車、できたときから天賞堂製TR47台車の転がりが悪く、また、軸受けをピボット用ドリルでさらっても改善しない不良車。持ってないけど、KATOのよくできたプラ製品があり、そちらに交換することも考えました。

 でも、その昔中央線の最後部で見かけて思い入れがあるし、学生時代に作ったんだから、ということで、なんとか廃車にならず、今回の軽量化工事の対象になりました。台車は日光に交換予定です。

 工事の合間に6750を動かし、息抜き。ふー。工事中のスハフ42の車体がころがってます。

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EF10 24

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  本日は、物置状態だった棚の整理とトロリーのプライマー塗装で一日が過ぎてしまいました。棚に放り込んでいた各種部品等を仕分けして、箱に入れ、ラベルを作って、などという作業は面倒なものの、時々やらないといけませんね。

 EF10 24は戦後ステンレス車体になったことで有名な機関車。模型でも人気があり、一時は3社から発売されていたと記憶します。関東に来てからはブドウ色になったようです。

 写真は、例によって珊瑚のキットの中古品を手に入れて整備したものです。モーターはEN22に交換、ギアは古いダイキャスト製のものです。パンタは幸いなことに、古い天賞堂製が取り付け寸法にあいました。絶縁側にベリリウム線で集電シューをつけてから走行性能がよくなりました。

 問題は、ちょっと音が大きいことと、走りこむとシューが折れたり、ずれてきたりすることです。

 1971年に立川機関区でED16と並んでいる姿を撮影していました。

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 ついでに動画もとってみました。

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南武線 1969年

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 1967年、小学5年生の時、初めてTMSを購入したのですが、そこに南武線4両編成(クモハ73+サハ17+モハ10+クハ16)の製作記事がありました。感銘を受け、早速、矢川~西国立間のカーブ(当時は畑だった)に見学に行き、記事通りの編成を確認しました。その頃は、写真に記録するという考えがなかったので、残念ながら映像は頭の中にしか残っていません。

 中学生になって、鉄研に入り写真を撮り始めたのですが、その時にはもう基本編成は20m車化が完了していました。写真は、1969年、谷保~矢川間です。

 南武線の基本編成は偶数方がクモハで奇数方がクハでした。このため、クモハ73の600番台は後ろパンタで、迫力に欠けます。なお、20m化した後の青梅線五日市線は奇数方がクモハ、偶数方がクハで、南武線と対称的でした。

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 旧モハ63は偶数方も前パンタですから、まあ、見られます。中間のモハ72は、原形を見た記憶がありません。一時原形がいたようですが、比較的早く、500番台以降のブレーキ性能のいい車に置き換えられたようです。

 73系は現代の電車と比較すると本当に粗末ですが、なじみがあるので、模型でも作りたいと思っております。クモハ73とモハ72の仕掛品がありますので、早くなんとかしなければ。

 

2等車の青帯

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 昭和36年の改正まで2等車は青帯でしたが、その青は戦前と戦後で色合いが違うようです。

 写真の2-3等合造車は珊瑚の日本鉄道のもので、銀座の常緑店にあったジャンク品を復活させたものです。青帯は、マッハの塗料で戦後の2等車。

 その隣のダブルルーフのナロも珊瑚のキットを組み立てたものですが、戦前の2等車の青(やはりマッハの塗料)にしてみました。

 出来上がってみると、戦後の青の方が見た目がきれいで目立ちます。

 時代考証はともかく、小生の鉄道では、今後青帯はすべて戦後カラーにしようかと思っている次第です。

 

続 レイアウトの照明

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 一日中、電気工事で何とか主要な建物に灯りがつきました。久しぶりにレイアウトの下にもぐっての仕事ですが、物置状態なので、少しずつものをどかしながらスペースを作るのが何ともやっかいだったです。ふー。

 あと、看板の類が全くないので、それらを整備すれば一段落かも。

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中央線のオハ35変形車

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 中央東線にはオハ35の張り上げ屋根車がいました。これは、高校3年の春(1974年)、学校の旅行で松本に行ったとき列車内から撮影したものです。上りの新宿行きで、確か、塩尻駅だったと思います。牽引機はEF64だったはずです。

 この時の印象が強烈だったので、その後、大学生の頃、ピノチオのキットで作ってみました。ハンドスプレーで塗装したことを妙に覚えています。最近、こうした40年前に作った金属製客車の軽量化、室内灯取り付け工事を進めています。この車も早く、更新工事したいものです。2010年の撮影で、当レイアウトもまだまだ建設途上の時期でした。

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