モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9040型 (8)

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 ちょっぴり進展しました。昨日から本日にかけて、テンダー前部の手すり、石炭取り出し口、半円形の部分にあるコック、ブレーキハンドルを設置。コックとブレーキハンドルはニワの1.2mm高のハンドレールノブを利用したものです。コックの台座は旋盤から挽き出したもの、ハンドブレーキの軸は内径0.6mm外径0.8mmのパイプです。

 あとは、テンダー上部と下部を結ぶL字形の部品を前部2個後部4個作らなければなりません。洋白にリベットを打って曲げるのがいいのでしょうか。H御大はロスト部品を作られたように記憶してます。

青梅線 1976年

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 1976年8月に中学鉄研の友人と青梅線に出かけました。まだED16が元気に走ってます。特快も101系。普通電車は73系の4両貫通編成が中心になってますが、写真をみていたら、原形クモハ73の入った2両編成を組み合わせた4両編成もまだ健在でした。4両貫通編成はすべて奇数がクモハで偶数がクハで、南武線と正反対です。

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機関支区

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 機関支区の入庫線に沿って、油倉庫、燃料班詰所、給炭台があり、出庫線には、乗務員休憩所、風呂場、事務所があります。

 これらの建物は、おそらく昭和初期の鉄道省の設計なのでしょうが、当時の一般的な建物と比較して窓が大きく明朗な感じがします。

 休憩所の横に布団干しを置きましたので、そのうち、布団を干そうかと考えてます。

1Cタンク機関車

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 天賞堂のCタンクを改造した1Cタンク機関車です。古いTMSのなかおゆたか氏の記事に基づいて車体幅を縮小し、8.5㎜径の小さい先輪をつけました。前部パイロットは真鍮で作成、動輪はカワイの15.5mmに換装、ギアはだるまやに交換、モーターはサガミの12㎜径です。いさみやの比較的大きなスピーカーが入ってます。

 8550の次につくったので、同じようにFloquilで塗装し、ちょっとくたびれた感じになってます。最近はこの色調よりも、ぴかぴかの黒にすることが多くなりました。

 

ダルマ

 

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 錘付き手動転轍機は、確か「ダルマ」と呼ばれていたと思います。エコーモデルがいい製品をだしていて、当鉄道でも客貨車区や貨物側線で使ってます。設置して問題になったのは、梃部分が薄いホワイトメタルであるため、線路を磨く際など、手やものにぶつかって、すぐに曲がってしまうことでした。そこで、しばらく前に、いくつかの梃を0.3mm厚の洋白で作りかえたところ、しっかりして曲がることがなくなった次第です。

 写真のトフは天賞堂の貨車を短縮化し、台車をシュー式化したものです。

 客貨車支区の詰め所の防火用水のレタリング、人影、看板などが欲しいところ。

9600 高萩にて 1970年3月22日

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 1970年3月、水戸鉄道管理局で蒸気機関車のお別れ運転が行われました。水戸と高萩の間を8620(8630)とD51重連が客車列車を往復運転するという趣向でした。従弟に誘われ、この列車に乗車。高萩にて、この9600を撮影できました。

 9600はボイラーが太く、KKCの主催者がおっしゃる通り、模型にはうってつけの機関車だと思います。残念ながら、当鉄道には在籍しておらず、早く、作ってみたいと考えています。

9040型(7)

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 相変わらずのカメさんですが、給水口の蓋に蝶番と取っ手をつけました。それから後部ライト受けも設置。

 蝶番は0.2mm真鍮板にリベットを打ってから、先端部分を0.3㎜洋白線をなぞるようにピンセットで曲げ、その凹部に洋白線を半田付け。そうして作った部品を蓋に半田付けしたものです。後部ライト受けは、従来どおりH御大の方式で1.0mm厚の真鍮板の厚みの部分を正面から見た面になるように切り出しました。