モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

山陽電鉄356号(7)

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 屋根をつける準備として、田野倉氏の記事に従って車体上部に屋根をはめるための帯板を車体内側に設置し、車体上辺より0.3mm程度張り出しました。さらに、幅を決めるための板を0.8mm厚の板から切り出し、帯板の内側に半田付けしました。

 屋根は0.4㎜板を曲げました。真鍮の端切れで長さを確かめ、曲げしろ分をプラスします。曲げしろの部分を咥えて、エイヤッと曲げ、中央の部分は丸棒でしごきました。その後、曲げしろの部分を糸鋸で切り取ります。

 

山陽電鉄356号(6)

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 あけましておめでとうございます。本年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年、このブログを始めて以来、何人もの友人から部品の供給等のご支援をいただき、大変ありがたく感謝しております。自分の書いたものを読んでいただけるというだけで、うれしいのですが、それ以上にお世話になり、感激です。お陰様で模型製作のスピードも上がっています。

 

 新年最初の工作は、山陽の貨物電車の車体を組むことでした。昨日作った乗務員ドアをつなぎ目にして、半田付け。次の工程は、難関の屋根です。車体両端は以前たたき出しで試作したのですが、これが使えるかどうか、やってみないとわかりません。まずは、中央部の屋根に挑戦しようと思います。 

山陽電鉄356号(4)

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 散らかした部屋の片づけをほったらかしにして、昨日に引き続き、山陽の貨物電車の工作です。

 荷物室ドアのリブでほぼ1日かかってしまいました。1mmX1mmのアングルは在庫の箱をひっくりかえしていたら1本出てきたので、なんとかドア4つに縁取りとX型の補強をつけることができました。腕が悪いのであまりすっきりとはいかなかったのが残念です。

 屋根の工作について、「トレイン」2013年8月号の田野倉氏の記事が参考になることに気づきました。しっかりとした冶具を使っての工作ぶりは、すばらしく、やっつけ仕事の自分とはずいぶん違うものだと感じた次第です。

 

山陽電鉄356号(3)

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 久しぶりに工作することができました。

 パンタを優先すべきですが、車体の方が気楽ということで、車体を進めます。

 まず、切り出したままだった片方の妻の曲げを行いましたが、最初の方がうまくいったようです。側面の窓も裏打ちして、窓抜きします。

 次に荷物室ドアを0.4mm板から切り出しました。荷物室なので1.5㎜程車体から内側に入るようにするため、Pカッターで筋を入れ、箱状にする必要があります。長辺は万力に咥えて大型鑢を当てて一気に曲げました。短辺は、ハンドバイスに咥えてずらしながら、少しずつ曲げ、最後に一直線になるようにしました。

 面倒なのは、1mmX1mmのアングルをドアの周囲に巡らせ、さらに、X状に組むことです。時間がかかり、1つだけできました。アングルの在庫が少ないので年明けにどこかで調達しなければなりません。

山陽電鉄356号(2)

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 山陽の貨物電車の製作にあたり、最大のネックはパンタです。ということは、早くこれに挑戦しなくてはいけませんね。

 パンタの自作については、古いTMSの特集「電車と工作」に吉田裕之さんの記事があり、これがベースになります。また、TMS選書「小型車両の製作」に池末弘さんが書かれた「西鉄モワ803とト56」という記事があり、その中にもパンタの自作法が記載されています。これは、吉田さんの記事を再度解説し、加えて、冶具やクランクの設置にもふれていて大変参考になります。

 ようやく、手書きで部品図を少し書いてみたのですが、はたしてどうなるやら。某模型店店主からは「それほど恐れることはない」と言われましたが。

7800形

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 珊瑚の7800は不思議な製品でした。実物はそんなに有名ではないのに製品化されました。また、同じ時期に製品化されたB6は何度も再生産され、改良されましたが、7800は改良製品が再生産されることはなかったのではないでしょうか。

 発売当時、小生は当然ながら資力がなくて買えませんでしたが、近年、中古品を入手し、モーターだけLN14に変換し、PFMサウンドも入れました。

 しかし、お手軽改造は、走行性能に反映し、走りがよくないとあまり使わず、ついにはLN14を電車に流用し、今は、電装解除の状況です。

 できれば、来年には動輪可動にし、モーターも新しくしたいところです。