モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

サハ48 (8)

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 レタリングを入れ、窓セルを設置して完成です。椅子は昔ながらのカツミ製で、田宮の茶色(陸上自衛隊色)で塗装しました。

 クリーム2号は以前塗った時の色調と異なってしまいました。今回の方が実物にちかいようです。前回、よくかき混ぜなかったのですね。

 これで、モハ32、サハ48、サロ45、サハ48、モハユニ44の5両編成となりました。編成美の観点からは、流電出身のサハを普通のサハにし、モハユニ44をモハ32にしたいところです。

叩き出し

 

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 Brass Solderさんから叩き出しについてのご質問があったので、書いてみます。これは、小生が、いさみやの店頭で店主と根津氏(TMSにほぼ毎号寄稿されている)から教えていただいたものです。

 球は東急ハンズ仕入れた直径9.52mmのものを使いました。別にもう少し直径の大きい12.7㎜のものも将来に備えて購入しておきました。この球に穴をあけて2㎜の真鍮棒を突き刺して半田付けし、万力に咥えます。この球の上に焼きなました真鍮板を乗せ、上から写真に見える小さなハンマーでコツコツ叩いたわけです。

 自分は腕がないのでぼこぼこになりましたが、それでも、取り付けてしまうと、あとは鑢掛けで何とかなるようです。ただし、小生のように荒っぽい鑢掛けを前提とする場合、叩く板は少し暑めの方がいいと思います。小生は0.4㎜板を叩きました。

山陽電鉄356号(10)

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 テールライトを取り付けました。これは、旧フクシマの点灯式の骸骨型ライトです。ロストワックスのとてもいい製品でしたが、フクシマの廃業とともに入手困難になってしまいました。IMONあたりで再生産してくれるといいですね。

 点灯式にする場合、内部の光漏れを防ぐ必要があり、パイプを輪切りにして半田付けしておきました。これをしなかったため、過去痛い思いをしたことがあります。アホでした。

山陽電鉄356号(9)

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 案ずるより産むがやすし。両端のたたき出した部分を大体の形に切り出し、昨日つけた屋根の内側から張り出しをつけて、そこに乗せて半田付けしました。鑢でごしごし削って何とかかたちになったようです。一部削りすぎて穴が開きましたが、そこは半田で埋めてごまかした次第です。

 興が乗って、スイスイと工作が進み、シル、ヘッダー、手すりの取り付けまで完了です。

山陽電鉄356号(8)

 

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 屋根をつけました。浅い屋根であるため、側板内側からの出っ張りは0.3mm程度に削る必要がありましたが、何とか取付完了。

 両端の部分は、以前たたき出したものですが、たたき出しの方法は、つぎのとおりです。真鍮の球に真鍮棒を突き刺して半田付け。棒を万力に咥え、焼きなました真鍮板を球の上に置きます。そして、小さなハンマーで真鍮板を上からたたいていくわけです。