モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

山陽電鉄356号(24)

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 パンタの取り付けは、結局、実物にはない碍子を横につなぐ板の真ん中に0.5㎜板の小片を半田付けし、そこに1.2㎜のネジ穴をあけ、屋根から1.2㎜ビスを突き出して止める方式にしました。

 ありあわせの避雷器(珊瑚)を取り付け、ヘッドライトに点灯用の0.5mm穴をあけました。これで、車体はほぼ完成です。

山陽電鉄356号(23)

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 自分でも驚くのですが、自作のパンタが完成しました。クランクをつけたので、傾かずに上下します。

 50年前の木村先輩の作品には及びもつかないのですが、なんとか形になりました。とりあえず万歳。

 同系の車が2台あり、後に5号と6号になったのですが、パンタの形状が異なり、木村先輩のは6号のもので、小生は5号のものをプロトタイプにしています。

 碍子がやはり大きすぎたようです。これから作る方は交流用の碍子を小径に加工されるといいと思います。

山陽電鉄356号(22)

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 碍子のある枠組みも、自作の碍子が不細工なのと下枠の取り付け部分がごつくなったので作り替えました。碍子は交流用の部品を購入しました。下枠取付部分は、前回パイプに板をロウ付けしたのですが、今回は帯板を割ピン状にして半田付けです。

 碍子は0.5㎜の洋白帯板で包み込むようにして横板にとりつけました。今回はちゃんと12㎜幅にすることができました。

 パンタ下枠やクランク取り付け具などを取り付ける横棒は0.8㎜のパイプにし、0.5㎜線を後から貫通させる構造にしました。こうすることで碍子のつく枠組みを完成後にパンタを装着できるようになります。

 クランク取り付け具は0.5㎜穴と0.7㎜穴をあけ、0.7㎜穴をリーマーで0.8㎜にしました。そのうえで切り出し、卵型に成形します。これらは、0.8㎜パイプにはめておきます。

 角材で簡単な冶具を作り、復活したパンタ下枠に0.8㎜パイプを半田づけ。

 クランク取り付け具をちゃんと半田付けできるでしょうか。

 

山陽電鉄356号(21)

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 パンタの下枠ですが、なまってしまったので、作り直しを覚悟してました。すると、N村さんから、ステンレス棒でこすると戻るよとのアドバイスがあり、ステンレス盤の上でステンレス棒でこすってみました。すると、あら不思議、なまった部分がまた硬化してくれました。

 これで、ようやくパンタが前に進みます。

9750の牽引する27両貨物列車

youtu.be

 浜松のN沢医院に入院していた9750が帰還しました。前後台車を結ぶジョイントをシリコンゴムに変更、モーターからのスパーギアも変えてもらいました。

 スパーギアを使っているため、ちょっと音が大きいですが、平坦線で27両の貨車を牽引してくれるので、当鉄道としてはまずまずの成績です。