原形クモハ73は1973年当時、まだ南武線で結構活躍してました。上は矢川・谷保間の下り電車です。運航窓が2桁のままです。下は、谷保・分倍河原間ですが、こちらは、3桁でHゴムの形態に改造されています。モハ72の方は1969年頃には、原形がいなくなったようで、記憶にないのですが、クモハ73だけ原形が残っていたわけです。クモハ不足だったのですね。ヘッドライトはでかい250Wのものに取り換えられています。確か、原形とその後の500番台とでは、ブレーキ性能が異なっていたということですが、南武線ではあまり問題にならなかったのかもしれません。
クモハ+サハ+モハ+クハの4両編成は、16番の模型として扱いやすいですね。