モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9040型 (26)

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 本日は、まず、煙室前面蓋の工作。ゆうえんさんの作られた割り出し器をそのまま真似させていただいた器具を使います。まず、0.5㎜厚板に中心を決め、リベットの円周をげがきます。その後、中心に1.4mm穴をあけて割り出し器にねじで固定。ボール盤につけた珊瑚製のリベット押し出しの針で28等分の位置に印をつけます。同じ0.5㎜厚の板を裏においておくといいようです。

 その後、ダイのあるリベット打ち出し器でリベット打ち出し。(本当はボルトなので0.4mm線埋め込みの方がいいかもしれません。)大体の形に切り出した後、割り出し器の留め具にもう一度装着し、旋盤で円盤状にしあげました。

 次はいよいよボイラー。煙室は0.3mm板にリベットを打って丸めます。ボイラーは直径17mmですが、丸める作業で伸びたりするせいでしょうか、円周率3で51mmの長さが適当でした。煙室はこれにはまるよう、少しだけ直径を小さくしました。最前部のリベットは1.8mmピッチでだいたい煙室蓋のボルトと交互になります。

 煙室とボイラーは丸めた後、内田さんのFacebookの記事に従って、継ぎ目をロウ付けしました。ロウ付けは初めてでしたが、何とかなったようです。

 

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