モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

A Vulcan Duplex

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 Logging 機関車の最後はVulcan Duplexです。United合同が製造しPFMのブランドで販売されたようです。これも1980年台初めころ天賞堂で指をくわえて見た覚えがあります。

 模型は、通常の2シリンダーを2組そなえた機関車ですが、実物はギアードロコだったようです。シリンダーからの動力は動輪の後ろの小径の回転軸を動かし、そこからギアで動輪の一つに伝動し、さらにロッドでもう一つの動輪を動かすという仕組みだったようです。不思議な機関車ですね。

 この製品はキャブの窓が完全にしまっていますが、一つだけあいている製品もあるようです。

 日本の蒸気機関車は基本的に窓を開けて運転する規定になっていたようです。すなわち、前方確認は窓から身を乗り出して行うということですね。米国のことはわからないのですが、蒸気機関車のキャブの窓は開いている方が、自分は落ち着けます。