モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

17m時代の南武線(4)

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 立川側から2両目のサハは17の200番台、すなわち元31系です。

 31系はしっかり作られていたのでしょうか、他のサハ17が廃車になった後も活躍していました。むかし、雑誌「鉄道ファン」が「省線電車の走るところ」という連載記事を掲載し、1970年1月号で南武線を取り上げました。雑誌が取材した1969年11月の段階で南武線はほとんど20m化されたものの、中原区にはサハ17の200番台が7両、クハ16の0番台が2両、400番台が11両、クモハ11の400番台が4両、クモハ12(元31系)が3両残存していたことが記録されています。

 小生の模型はピノチオのキットを中古で入手して組み立てたものです。屋根の両端がうまく合わず、半田をもってやすったものの、やりすぎで穴をあけてしまった覚えがあります。

 それはともかく、こうして旧50系、30系、31系を出自とする17m級4両編成が出来上がった次第です。デザイン的には両端の旧50系が一番洗練されていると思います。