モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

カツミのC12(2)

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 30年越しの仕掛品、カツミのC12に着手しました。車体については、前後ヘッドライトの点灯化、運転室の窓を開けた状態に変更、空気作用管の取り付けを計画し、とりあえず、運転室の窓だけ変えていました。国鉄の運転規定では蒸気機関車は必ず横の窓を開けて運転することになっていたそうですから、そうした次第です。この形式の場合、機関区で撮影された形式写真などでは、窓がしまっていることが多いような気がします。そのためか、製品も窓を閉め切った状態がデフォルトになっていました。

 下回りでは、モーターとギアボックスを結ぶボールジョイントを廃し、シリコンチューブに換えました。ボールジョイントの長さを確保するために、ギアボックスの軸が短くなっていたため、2.4㎜のドリルロッドで軸を新しくしなければならず、ちょっと面倒でした。ついでにギアボックス内でウォームギアが前後しないようワッシャーをしっかりいれました。これで走行音はかなり軽減された次第です。

 あまり凝ったことはせずに、ウエイトだけたくさん積んで、この1960年代の模型を味わおうと考えています。

 それにしても、仕掛品退治ばかりではあきますね。早く新しいことがしたいです。