手持ちのピノチオのクハ55平妻キットです。クハ55の平妻は初期のものは運転室の後ろの窓が一つ、25番から後は窓が2つで、このキットは後者です。
しかし、小生が昔青梅線で見たのは、初期型の窓一つのものでした。(青梅線には初期型の平妻が3両もいました。)キットのように窓2つの後期型は結構早く廃車され、1970年ごろには2両しか残っていなかったそうです。
先日は、常磐線にいた29番がこの2つ窓で奇数車なので、製作中の73系3両の奇数方のクハにピッタリかなと思いました。しかし、①2つ窓は自分にとってなじみがない、②一つ窓に改造するのは、シル、ヘッダーがあるおかげでそんなに難しくない、ということで、考えを改めました。すなわち、やはりこのキットは1つ窓に改造して青梅線風に偶数車にしたいな、と思い始めたのです。
ということは、製作中の73系3両の奇数方はやはりクハ16かクハ79にする可能性が高まったわけです。
旧型国電に興味のない方にとっては、どうでもいいことかもしれませんが、旧型国電オタクの自分にとっては結構大きな問題なんです。