モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9046 (1)

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 ボールドウィンの小型コンソリ、9046は、もともとニカラグア・ナショナル鉄道向けに製造されたのに、注文流れで日本の美唄鉄道にやってきました。9040型(小コン)にそっくりで、しかも、後年、9040の鋼製キャブを譲り受け、さらに、美唄鉄道に移ってからは9046という番号をもらったため、偽コンと呼ばれたそうです。

 9040と比較すると、なんといっても、ダブル・ボギーの長いテンダーが魅力的です。

 先般刊行された、近藤一郎氏の『ボールドウィンの中・小型機関車完結編』のP44に空気制動化され、しかもオリジナルの木製キャブと煙突を維持した姿の鮮明な写真が掲載されました。こうした写真はこれまで見たことがなく、非常に感銘を受けるとともに、是非模型化したいな、と思いました。

 今週月曜日、ある会合で酔った勢いで「9046作りまーす」と宣言してしまいました。後に引けなくなりつつあります。