モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

書籍

流山鉄道のサドルタンク

流山鉄道というと、古い模型ファンにとって川瀬良一氏のサドルタンクがすぐに思い出される存在です。 そもそも流山鉄道はなぜできたかというと、江戸川の近くに味醂工場があって、その原料・製品輸送の合理化のため、ということだそうです。不勉強にて知りま…

追憶・西関東の鉄道貨物輸送

物流博物館が発行元になっている標記の冊子は大変貴重な記録です。これだけの取材をされた渡辺一策さんに感謝。自分になじみの深い、中央線、南武線、青梅線、五日市線、八高線関係の頁をこまめにチェック。ED17が中央線で氷川にむかうホッパー車を牽引する…

御殿場線ものがたり

鉄研OB会でいただいた絵本です。宮脇俊三が文、黒岩保美が絵、と豪華メンバーによるもので、おそらく幼児に鉄分を注入するのに最適でしょう。

続 蒸機を作ろう

KKCの今野喜郎氏が編集された『続 蒸機を作ろう』が完成し、手元に届きました。前回に続き充実した内容で大いに刺激をうけます。自分は第一章谷川氏の「縮尺の物理学」が大変面白かったです。模型化することで、動き等の物理的側面で実物とどのような相違が…

川崎臨港地帯の古典機

必要があって、昔、神保町で仕入れた雑誌「鉄道ファン」1966年10月号を見ているのですが、その号に標記の記事がありました。1966年頃は、まだまだ活躍が見られたのですね。倉庫から貨物を引き出してくる三井埠頭3号の写真など、模型レイアウトみたいな感じが…

『国鉄電車の歩み ー30系から80系までー』

昭和43年(1968年)刊行の交友社『国鉄電車の歩み ー30系から80系までー』は、自分にとって、昭和45年(1970年)刊行の誠文堂新光社『国鉄電車ガイドブック上下』と共に、バイブルのような存在です。 前者には古い写真が豊富で、たとえば、昭和31年、伊東線…

電車の走る街 アメリカ篇

出版が待ち遠しかった石本さんの本がようやく発刊され、購入しました。1970年代のアメリカの電車の写真が豊富にあり、大変貴重な記録です。スプレーグ式総括制御等、日本の電車のルーツはアメリカにありますので、電車ファンは必見です。もちろんインターバ…

9046 (134)

仮組み立て KKCの展示会が近付いたので、下回り等未完成ですが、仮組み立てしてみました。キャブ屋根後方がせりあがり気味でやり直しの必要がありそうです。

蒸機を作ろう

蒸機を作ろう 所属クラブの有志が執筆して、蒸気機関車製作の本ができました。有名模型店でも購入できます。必ずしも電動工作機械を利用しなくても作れる技法、作例も含まれています。この本がきっかけとなって蒸気機関車を作る人が増えてほしいと願っていま…

B6とC12

B6とC12 諸般の事情で工作ができないので、昔購入した『日本蒸気機関車特集集成(上)』を読み始めました。面白かったのは、B6と特集におけるB6とC12の比較記事です。著者の久保田博氏は、軸配置について、低速運転の貨物入替用ということであれば、動輪上重…

PFMのカタログ

米国におけるブラスモデルの輸入元であるPFMのカタログです。どうしてこんなものを持っているかというと、20年前にLogging関係の機関車を集めたとき、MRに広告をだしていたコネチカットのThe Cabooseという模型屋さんから何度か購入したことがありました。そ…

Railroads in the Woods

Loggingシリーズもおしまいに近づきつつあるのですが、機関車を集めていたころ購入した書籍にこの”Railroads in the Woods"がありました。森林鉄道の初期の機関車から各種設備、ロッド式機関車などまで網羅しています。日本から輸出されたブラスモデルのプロ…