モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

貨車

ワラ1のこと

ワラ1は、輸送量の増大に対応するため、2軸貨車として初めて17t積みとなった貨車です。しかし、聞くところによると、この貨車の導入について、技術陣からは大きな反対があったとのこと。その理由は、重量の増加に伴って軸バネを固くしなくてはならないが、…

カツミのワム90000

片付けものをしていて、カツミのプラ製ワム90000を数十年ぶりに発掘しました。屋根にカビが生えているみたいですが、塗装し直せば、何とかみられるようになるかもしれません。 昔はそこそこのディティールで手ごろな価格の模型がありましたが、最近は少なく…

無蓋車の積荷 (2)

もう1両のトには柳の小枝を切った木材を積みました。添え木が少し太すぎたかもしれません。 今年に入って、貨車ばかり10両できたのは良き哉。(ヨ1、タキ3000、ア1900、ホキ400が5両、ト1が2両)でもお題:D型はどうした?

無蓋車の積荷 (1)

2両のト1ですが、1両は側板の板厚を隠すため、シートをかけます。以前どのように作ったか記憶が消滅していたので、改めてTMSの1968年3月号に平野氏が発表された方法を読み返しました。 バルサで作った積荷を古ハンカチで包み、ゴム系接着剤で適当に畳み込み…

アダチのホキ400  (32)

石灰石の積み込みが完了し、軽く薄い白(エナメル)をふきました。これで5両完成し、ホキ400の11両編成を組むことができました。自作であと5両作れば、実際の編成に近づけることができますが、まあ、いつのことになるやら。 ED16の牽引で試運転。9600やD51の…

アダチのホキ400  (31)

大昔に購入した石灰石を積み込み中です。ボール紙で底上げしています。

アダチのホキ400  (30)

最近組み上げたアダチのホキ5両も塗装し、レタリング(といっても簡略版)を終えました。この後、石灰石を積み、薄い白を吹く必要があります。 ホキのインレタが不足し、ポムとトキを組み合わせてテキトーに仕上げたところです。インレタを買いに行ったら、…

ト1 (6)

カツミのトム50000を短縮したインチキのト1も塗装、インレタ貼りを終えました。かなり前に作った同様のト1と同じくカバーをかければ、側板の板厚をかくすことができるだろうとの魂胆です。

ア1900 (13)

ア1900も塗装し、簡単なレタリングをしました。前作にいいかげんな番号をつけたので、今回もそれにならっています。確か、実物は自連をつけ、形式改正でタ600になったはずですが、その際台枠の延長などの改造が行われたそうです。 前作とのツーショットも撮…

アダチのタキ3000 完成品加工 (3)

タキ3000も塗装し、レタリングもすませました。米軍のナンバーを入れ、ジェット燃料輸送の雰囲気としています。学生運動による新宿事件以前は賑やかなレタリングだったので、当鉄道の時代からすると、そのようなレタリングにすべきなのですが、面倒なので昭…

ヨ1 175 (20)

つや消しのオーバーコートを新しい缶にかえてもう一回吹きました。そして小高のペーパーキットに入っていた年代物の窓セルをつけて、完成とします。 先にできたヨ1500とのツーショットも撮りました。ヨ1はあと2両増備の予定です。

ヨ1 175 (19)

ヨ1 175を塗装し、レタリングしてみました。塗装は失敗ですが、塗り直す元気がなく、このままいきます。貨車のレタリングの白はかなりどぎついので、多少ウェザリングした方がいいようです。

古い貨車の軸受け

古い貨車の軸受けについてご質問がありました。自分はかつて珊瑚の軸受けを買いだめしていたので、珊瑚のエッチングキットにはかなり利用してきました。この製品のいいところは、車幅を狭くできることで、25.5㎜くらいになります。マイナス面はプレーン車軸…

アダチのタキ3000 完成品加工 (2)

行方不明だったブレーキ梃子がシンナー風呂の底から発見されたので、下回りに手を入れました。ブレーキシリンダーの横につくソフトメタルのハンドブレーキ関係部品がへなへなだったので、1㎜厚の真鍮板から作り直し。引き棒につくバネは0.2㎜の銅線を巻いて…

アダチのタキ3000 完成品加工

しばらく前にアダチのタキ3000(組み立て済み)を中古品で購入しました。マークやレタリングを取り外したところ、塗装がぽろぽろととれてしまい、それなら、とシンナーのお風呂につけました。 いじっていると、色々な部品がとれたり、はたまたタンクの中にウ…

アダチのホキ400  (29)

最後の1両も未塗装完成に持ち込めました。12両編成で試運転しています。 アダチの台車も注油で転がりが随分改善します。車輪踏面はどうしても汚れやすく、マイナスドライバーでシコシコ汚れを落としました。 でも、こうしてそこそこの編成になると、いい気分…

アダチのホキ400  (28)

ジャンク箱にあった挽き物のブレーキシリンダー、0.5㎜板から切り出した梃子、梃子を銜える0.2㎜板などの真鍮部品で床下機器を構成しました。新キットのソフトメタル部品ほどの精密度はないものの、真鍮だとしっかりしてくれるので気持ちいいです。 あと1両。

アダチのホキ400  (27)

ステップを四隅に取り付け、次にブレーキハンドルの工作をしました。ハンドルの軸が車体下部に至る部分は実物写真でもよくわからず、キットのソフトメタル部品を参考に2mm厚の真鍮板をコの字上に切り出し、コの部分に軸をつきさすような形にしました。 床下…

アダチのホキ400  (26)

四隅のステップも旧製品にはありませんから、0.4㎜板より切り出しました。 ホッパーのギアボックスは真鍮ドロップ?の部品が入っています。

アダチのホキ400  (25)

新しいキットの部品をコピーする形で0.5㎜板を切り出し、床下機器取付板を作りました。 同じような写真が続いて退屈なので、以前作ったホビーモデルのホキ4200の写真を撮ってみました。このキットもあと7両くらいあるはずです。嗚呼。

アダチのホキ400  (24)

古いキットでは車票差し、床下機器、内側の側板補強板が省略され、また妻のアングルは真鍮部品、ホッパー開閉のギアボックスも真鍮ドロップです(新しいキットではアングルとギアボックスが一体化されてソフトメタル製)。 古いキットを組み始めたところです…

アダチのホキ400  (23)

未塗装完成に至りました。あと2両。ただし、1両は初期のキットなので、多少部品の追加等が必用になります。

アダチのホキ400 (22)

ホキ400はあと3両ですので、早く作ってすっきりしたいところです。青梅線関係の車両は模型界であまり人気がないのですが、このホキ400のキットがあったのは、とても不思議かつありがたいものです。 11両編成を9600、D51、ED16などで牽引したいものです。

ト1 (5)

もう1両も作業をほぼ終えて、積荷は別として、未塗装完成にしました。 こちらは、フクシマの軸受けを入れたので、経年比較ができるはずです。 作っているうちに、エンドウのスポークを奢るのはもったいないと感じ、もともとのカツミのトム50000のプレート車…

ト1 (4)

あおり戸受けを作りました。1.4㎜幅の真鍮引き抜き帯(多分大昔のピノチオの客車のシル )を10mmの長さに切り、先を丸め、0.4㎜のピンをつけて瞬間接着剤で固定したところです。 無蓋車は積荷まで手当てして完成となるので、もう少し工作が必用です。当鉄道…

ト1 (3)

貨車用ブレーキ梃子はエコーモデルの最初期の製品の一つだと思いますが、学生時代から愛用しています。 ソフトメタルの軸受けの転がりは問題ないのですが、耐久性はどんなもんでしょうか。ファンが遊ぶ程度の利用頻度では問題ないような気もします。

ト1 (2)

仮組した下回りを見た所、車輪の幅が広く、前方から見て台車がハの字になってしまいました。そこで、車輪を幅の狭いエンドウのスポーク車輪にかえることにしました。 当初何とか日光の車輪で対応できないかと軸受けをドリルでさらったのですが、車輪がうまく…

ト1 (1)

トム50000を短縮した車体の下部を彫刻刀などで削り、そこに0.5mm板を切り出した床板を載せます。軸受けはエコーのソフトメタル部品で車輪は日光のものを使いました。ト20000を改造したト1の場合、シュー式でも、もう少し新しいタイプですが、古代色ゆたかな…

ア1900 (12)

0.2㎜厚の洋白板で給油口の蓋を作ります。その下にはΦ5mm、0.5㎜厚の円版を設置しました。これで未塗装完成とします。 以前からいる仲間2両と記念写真を撮りました。一番左が珊瑚のキット、真ん中が今回と同じく珊瑚のエッチング板から(単台車はエコーで車…

ア1900 (11)

ようやくワイヤーの取り付けが完了しました。あとは、注油口の蓋です。