モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

電車

モハ42 (13)

モハ42は2年半以上中断していました。中断理由がこれ、すなわち、厚板を切り出して床下機器のベースとすることでした。 思い立って、0/2の糸鋸刃といさみやで購入した弓が深い糸鋸でシコシコと1.5㎜厚板を切り出しました。糸鋸刃が7~8本犠牲になったところ…

ピノチオの山スカ(1)

いろいろある罪庫のうち、もっとも下層にある根雪ともいうべきものが、このピノチオ製バラキットです。かれこれ40年近く前のこと、確か四谷3丁目のみどりやで購入したような気がします。今年中にはなんとかしたいところ。 i

モハ72 850

山ゲタのモハ72 850番台です。山ゲタは、もともと山ゲタだけで編成を組み、塗色もぶどう2号だったようです。昭和35年ころからトイレの関係で山ゲタと山スカを混ぜて編成をつくるようになり、したがって当初は混色編成でした。しかし、次第に山ゲタのスカ色化…

モハ71

モハ71は山スカの中心車両です。木造改造名目全金属の001を別として、モハ70からの改造グループ、新製造グループ等何種類かに分かれますが、本流はDT17をはいた新製造グループかと思います。 山スカ、山ゲタは本来自分の中心テーマで、いろいろキットを買い…

南武線6両編成で遊ぶ

南武線は1967年くらいまで17m車中心でしたが、1968年にはクハ16やサハ17以外の17m車が淘汰され、73系主体になったようです。その73系も原形モハ72はあっという間にいなくなり、500番台以降の新しい車両に置き換わっていきました。 自分は1967年以前の17m車4…

カワイのクモハ73+クハ79で遊ぶ

久しぶりにカワイのクモハ73+クハ79の編成を取り出して動かしてみました。クモハ73のテールライトの一つが点灯しなくなっていて、仕方なく、LEDを交換しました。 最初、走りが今一つだったのですが、しばらく動かしていると、そこそこになりました。南武線…

インターバーン 24.5㎜パワートラック

久しぶりに模型屋さんにいったら軸距離24.5㎜のパワートラックがありました。つぼみのインターバーンは昔ながらのベルトでモーターの回転を降ろしてウォームで車輪を回す方式で、走行性能は惨めなものです。このパワートラックで走行可能になることでしょう。

クハ55073 (11)

運転室側にもIMON密連を仮付けしてみました。形態や走行機能はいいのですが、解放に手間取ります。連結面側はエンドウの昔ながらのドローバーでもいいかな、という気分になってきました。ただし、困るのは両運車が入る編成。

クハ55073 (10)

2年ぶりにクハ55073に取り掛かります。先日購入したIMONの密連をつけるため、1.2㎜厚と1.0㎜厚の板を貼り合わせ、そこに2mmのネジ孔をあけて密連を取り付けることにしました。床板は軽量化のためアルミにしていますので、エポキシで接着しようと思います。床…

IMONの密連

IMONの密連には旧型国電用があるということを知ったので、購入してみました。現在モハ42とクロハ49の編成でIMONの密連(新型用)を試用していますが、良さそうなので、他の車両にも設置していこうと考えています。

クロハ49 (23)

茶色のラシャ紙を切り抜き、両面テープで内側に貼り付けました。その後、以前つくっておいた偉大なるカワイの木製椅子(50年前のもの)を設置したアルミ板を車体内側のアングルにネジ止めします。 仕切り板もネジ止め。 その後、LEDを取り付け、配線して、ほ…

クロハ49 (22)

進展がないので、クロハ49の左側でお茶をにごします。 生まれる前で見ることのできなかった車両の活躍をイメージして模型を作るのが楽しみです。

クハ47 50番代 (1)

片づけていたら、忘れていた仕掛品を発見。原形の32系クハ47にクモハ14の前面を取り付けたものです。もともとの前面はクモハ14に取り付けてモハ32に先祖返りさせたわけです。 確か、原形のクハ47は戦後、すべて前面上部が曲線状に改造され、サハ48改造のクハ…

クロハ49 (21)

ベンチレーターと窓セルがつきました。ベンチレーターの色はこの時代もう少し明るいものだったのかもしれませんが、後年に準じてねずみ1号(ガイアカラー)で塗ってみました。

クロハ49 (20)

内張をラシャ紙で作ろうと思ったのですが、その前に窓セルを入れなければならない。そのためには、レタリングをしてオーバーコートする必要がある、ということで、レタリングしました。テールライトは銀箱なる天賞堂のパーツです。 なお、諸般の事情で1週間…

クロハ49 (19)

屋根色をぬりました。(いさみやの屋根色)車体の塗分けはいろいろごまかした上、クリアを塗っています。

クロハ49 (18)

塗分け塗装を始めましたが、どうもうまくいきません。あちこち面相筆で修正。技量がないので仕方ありませんが、かつては高貴な方が乗車される車両だったので、もう少しきれいに仕上げたいものです。

クロハ49 (17)

相棒の3両の完成を待っていたらいつになるかわからないので、一応未塗装完成となっているクロハ49の塗装に着手しました。伊東線時代を想定しているので、前部だけ青帯(戦後色)です。

フクシマのクモハ40

古い鉄道ファン(断捨離中)を見ていたら、臼井茂信氏の青梅線に関する連載記事がありました。 ①青梅鉄道の初期の筆頭株主が田村半十郎氏(福生の田村酒造)だった、②福生から砂利取り線が出ていた、③現在の西立川から立川駅南につながる連絡線は、立川駅で…

湘南色のクモハ54

古い鉄道ピクトリアルを整理(断捨離)していて、偶然見つけた写真にびっくりしました。というのも、1970年6月号のTMS表紙に湘南色のクモハ54らしき車両がいて、実際にそうした車両があったのか、ずっと疑問に思ってきたからです。今回ようやくそれらしき写…

偉大なるカワイのクモハ73+クハ79

youtu.be 旧型国電は大好きで、いろいろキットを購入したものの、完成した車両はそれほど多くなく、また、作ってしまうとあまり動かさないという問題があります。 反省して、昨年動力を交換した偉大なるカワイのクモハ73+クハ79の編成を動かしました。走行…

クモハ14のこと

「欲しがりません、(罪庫を)作るまでは」のはずだったのですが、ついつい手を出してしまいました。というのも、鉄道ファン1970年7月号に掲載された末期の飯田線クモハ14の写真が当時中学生の自分に強く刷り込まれているからです。 裾などのリベットがない…

小高のクハ153 (8)

先日完成した小高のクハ153の試運転がまだでしたので、実施しました。通常試運転は、本線700mmRと渡り線のある内線で行うのですが、今回外線を使ったところ、この踏切の線路内の敷石をEN22がこすることが判明しました。 実は600形の試運転の際にもこの敷石外…

小高のクハ153 (7)

ベンチレーターやライトのレンズを入れて完成としました。アクリル棒は上からクリアラッカーを吹くと透明度が増すみたいです。偉大なるカワイのお面は、なかなかうまく実物の雰囲気を表現していて、小高のものより優れているかもしれません。 前面のガラスは…

小高のクハ153 (6)

塗装を終えたところです。偉大なるカワイのソフトメタル前面は肉厚があって窓ガラスを入れるとそれがさらに目立ちそうですね。 何の事前情報もなく、この写真だけで車体の出自をいいあてることができる方は、かなりの模型通だと思います。

小高のクハ153 (5)

完成しても相棒がいない独りぼっちですが、塗装を始めました。

小田急2200形

TMSの1970年5月号に阿川氏の小田急2200形製作記事があります。当時から気になっていて自分もいつか作りたいと思ってきました。実物はオールMの高性能車です。(オールMで設計されたのに、貧乏くさい6M4Tで運用された国鉄101系と大違い) 昔多摩線ができた…

小高のクハ153 (4)

車体に雨樋を取り付け、もう一度サーフェイサーを吹きました。床板や台車は従兄の遺品のサロ153のものを転用します。車輪はストックの日光のピボットを入れたところぴったりでした。日光は偉大なるカワイ規格だったのですね。 スカートは故T木さんが作ってく…

昭和44年(1969年)頃の飯田線

飯田線の旧型国電は、9㎜ゲージでも製品が発売されるなど、高い人気を誇っています。しかし、雑誌に掲載されるキットの製作記事や完成品などは、どれも旧型国電末期のものが多く、へそ曲がりの余の好みとはちょっと異なります。 昭和40年代初めのころは、基…

小高のクハ153 (3)

サーフェーサーを吹くとこんな感じになります。プラスチックの精密成型完成品が手ごろな価格で販売されている現代、こんなことしている人はまずいないのでしょうねぇ。単なる老人の昭和40年代へのノスタルジーです。