モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

南武線 1969年

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 1967年、小学5年生の時、初めてTMSを購入したのですが、そこに南武線4両編成(クモハ73+サハ17+モハ10+クハ16)の製作記事がありました。感銘を受け、早速、矢川~西国立間のカーブ(当時は畑だった)に見学に行き、記事通りの編成を確認しました。その頃は、写真に記録するという考えがなかったので、残念ながら映像は頭の中にしか残っていません。

 中学生になって、鉄研に入り写真を撮り始めたのですが、その時にはもう基本編成は20m車化が完了していました。写真は、1969年、谷保~矢川間です。

 南武線の基本編成は偶数方がクモハで奇数方がクハでした。このため、クモハ73の600番台は後ろパンタで、迫力に欠けます。なお、20m化した後の青梅線五日市線は奇数方がクモハ、偶数方がクハで、南武線と対称的でした。

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 旧モハ63は偶数方も前パンタですから、まあ、見られます。中間のモハ72は、原形を見た記憶がありません。一時原形がいたようですが、比較的早く、500番台以降のブレーキ性能のいい車に置き換えられたようです。

 73系は現代の電車と比較すると本当に粗末ですが、なじみがあるので、模型でも作りたいと思っております。クモハ73とモハ72の仕掛品がありますので、早くなんとかしなければ。