モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

モハユニ44

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 モハユニ44は、身延線で長く活躍したことが有名ですが、もともとは横須賀線を走る高速電車だったわけです。久保敏氏の写真集に、1951年富士電車区で撮影されたスカ線色の姿があります。当時の身延線はブドウ色ですから、横須賀線からの転属直後のものと推察されます。ということは、横須賀線の1950年のスカ色化の際にはまだ横須賀線で活躍していたのだろうと思います。

 模型は、ピノチオの中古キットで、原形のものを大糸線仕様に改造途中のものでしたので、再び原形に近づけるよう手を加えました(ガーランド・ベンチレーターやひっかけ式テールライトなど)。動力はエンドウのMPとLN15で4軸を動かしています。ライトは点灯しますが、室内灯は設置していません。

 なお、東京行きのサボは亡くなったT木さんが作ってくれたものです。