モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

篠原のレール

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 篠原が工場部門を閉鎖するというショッキングなニュースが入ってきました。わが国でフレキシブルレールを供給する業者がなくなるということですから、鉄道模型界全体の衰退を象徴するできごとではないでしょうか。まったくもって残念なことです。

 自分は小学4年の時、立川の中武デパートで初めて鉄道模型を買ってもらったのですが、その時の線路は篠原の曲線セット・レールで、それを畳にじかに敷いてEB電機を走らせたものです。その後、中学鉄研では、学園祭のためにベニヤ板に篠原のフレキシブルレールやポイントをスパイクしました。2012年にほぼ完成した現在のレイアウトも篠原のレールです。

 フログが金属製である点や線路自体の形状がいいなど、すばらしい点が多いのですが、KATOやエンドウの道床付き線路におされて需要が低迷したのでしょうか。