貧乏鉄道で完成品はほとんど持ってないのですが、ED16 には特別の思い入れがあるため、天賞堂が初めて発売したとき、思い切って購入しました。
それまでのED16の製品のなかで、印象把握はピカ一だと思いますし、その後の天賞堂の再生産品と比較しても、優れていると思い込んでいます。(最晩年の形態を模型化したことだけが残念、本機が輝いていた、戦前から昭和30年代くらいの姿にしてほしかったです。)
しかしながら、この機関車、走行させるとときどき息をする問題がありました。今回久しぶりに取り出し、走行中に電流計をみていると、ごく短時間のショートが確認されました。
ショートの場所を捜索すると、やはり先台車です。若干の首振りを許す構造になっているのですが、それが原因です。先台車を取り外し、少し裏打ちして首振りを殺すと、全くショートのない安定した走りになりました。
それにしてもED級なのに貨車23両をやすやすと牽引するのは驚きです。