古い踏切の写真は、なかなか見当たりません。結局、河田耕一氏の『鉄道風景30題』にあった和歌山線の写真をプロトタイプとし、真鍮で作りました。
色は、現在のような黄色と黒のだんだらになったのは昭和40年台くらいだと思いました。それ以前はどうだったか、あまり記憶にないのですが、子供のころ買ってもらった科学ブックに昭和30年代の小田急線の踏切の写真があり、それをみると白と黒のだんだらです。ネットでみると、米国の古い踏切も白と黒だったようです。
ということで、白と黒のだんだらに塗装した次第です。
遠くに見えるのはA型フォード。
なお、自分も記憶している、踏切手が手動で幕を上げるようにするタイプは、鉄研の先輩によると、戦後、道路の幅が広くなってからのものだそうです。