モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

B6とC12

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B6とC12

 諸般の事情で工作ができないので、昔購入した『日本蒸気機関車特集集成(上)』を読み始めました。面白かったのは、B6と特集におけるB6とC12の比較記事です。著者の久保田博氏は、軸配置について、低速運転の貨物入替用ということであれば、動輪上重量を確保するという意味で、B6の方がC12より合理的で優れていると結論づけています。低速であれば、曲線通過はあまり問題にならないそうです。最も、C1の軸配置を設計した英国の技術者は、バック運転による煤煙防止のためにこうした軸配置にした可能性があり、これは、結果論ということです。