モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

ヨ1500の高周波トラップ

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高周波トラップ

 SL1のブラスト音(シュッ、シュッ)は、高周波を線路に流し、車輪につけたコンタクトでオン・オフする仕組みによるものだそうです。ところが、効率のいいモーターや室内灯などがついていると、高周波がそちらの回路を通ってしまい、オン・オフがなくなってしまいます。そのため、モーターや室内灯などの回路について、直列に03と呼ばれる高周波トラップを挿入し、高周波を遮断します。

 03は、100μHのコイルと2200pFのコンデンサーを並列にしたものです(これでなぜ高周波が遮断されるのか、実は理解していませんが)。

 ところで、DCC運転の際にこの回路の入った車両を置くと、高電圧のためか、03が破壊されることがあります。

 先日、ヨ1500をDCC運転の線路に置きっぱなしにしたため、03が壊れ、機関車からブラスト音が消えてしまいました。自分がおバカなのは、同様の失敗をこれまで3回以上やっていることです。すべてこのヨ1500で起きたことです。本当にバカ!