モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

ブレーキハンドル

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工作

 多摩地区の貨物輸送では、石灰石輸送が大きな比重を占めていました。青梅線五日市線八高線、中央線などを多くの専用列車が走っていたわけです。

 車両は、戦後、確か、トキ15000→ホキ400→ホキ4200→ホキ2500といった変遷をたどったはずです。当鉄道には、ホキ400、4200、4700のキットが罪庫となっています。数両作ったのですが、一番の不満はエッチングのブレーキハンドルで、それが引っかかって量産が停まってしまいました。持ち手の輪の厚みがないのがなんとも残念です。

 上級モデラーではないので、そんなこと気にしなくてもいいのかもしれませんが、ずっと気になっていて、いいパーツが出ないかと思っていました。昔は、天賞堂のドロップ製のものがあったらしいのですが、当然市場からは消滅しています。

 思い立って、旋盤でパイプを削り出し、周囲にドリルレースで丸みをつけました。次にアダチのエッチングパーツをヤトイに半田付けして、パイプの内側に入る大きさに削り、パイプに埋め込んでハンダ付け。これでロストを吹いてもらいましょう。