モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

エースカプラーの問題、ピボット軸受け

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破損したカプラー

 運転しているといろいろなことが起きます。山スカ・山ゲタ編成をモハ2両を動力車(いずれもモハ72850)にしていい気になってずっと動かしていると、渡り線のところで、後部のモハが浮き上がって空転するようになりました。

 一両ごとに試験しても問題ありません。最後尾のクハとの関係かと、走行状況を見たところ、なんと、クハの車体がかなり傾いています。

 ひょっとして連結器に問題かと、取り出してみると、エースカプラーのポケットが破損。新しいものに替えたら問題なく走行するようになりました。

 エースカプラーについては、勾配線等で自然解放してしまう問題があることは承知してましたが、こんな問題があるとは!ヤワですね。模型のカプラーは車両のねじれにうまく対応できる遊び十分ないとよくないし、材質も金属がいいですね。

 大先輩のT中さんは、完成品のエースカプラーをすべて昔ながらのエンドウのドローバーに交換されていますが、賢明な措置だと思います。自分もそういう方向で、新しい横須賀線シリーズは昔のカプラーにしてます。

 奥住さんご指摘のキーキー音問題ですが、モハ71はとんだ濡れ衣で、犯人はエンドウのTR48をはいたクハ76(エンドウの完成車体を購入)でした。いさみやのピボット軸受け用切削工具でさらい、注油することで、問題が解決したようです。