モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

フクシマのキハ06改修

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キハ06

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珊瑚の動力装置

 何の変哲もないキハ06ですが、このところ、随分手がかかりました。

 というのも、渡り線からSカーブになるところで動力台車の脱線事故が起きたからです。

 もともとフクシマのFMギアをつけて竣工した時に渡り線で脱線事故が起きました。バックゲージが15㎜と広かったので、多少狭い14.9㎜の珊瑚の車輪と動力装置に替え、モーターとの間もシリコンチューブからKATOのN用フレキシブルジョイント(古い製品ですが、いいものだった)に変更し、問題解決した経緯があります。

 その後、ずっと問題なかったのですが、今回、動力台車を後ろにして、渡り線→Sカーブというルート走らせたところ、脱線しました。これまでこの経路を走行させてなかったようで、初めて、問題が明らかになった次第。

 原因ははっきりわからないのですが、台車の前後方向への微妙な傾きの調整(この日光製台車は前後車輪の上下動のない構造)をし、さらにボルスターにかませる板バネを撤去したところ、脱線がなくなりました。こんなことで苦労するとは、トホホです。