モーターを取り付けて完成、と思ったら大間違いでした。走りはいいのですが、サウンドのブラスト音が飛びます。
最初は接点の問題だと思い、燐青銅線を調整したり、コンタクトウィールをヤスったりしましたが、なかなかうまくいきません。そのうち、後進時はOKなのに、前進がだめという状況になりました。
集電不良を疑い、もともと全軸集電だったテンダーの非絶縁側にシューを設置。それでもだめです。
エンジン側を疑い、手で押して観察すると、動輪がわずかにシーソー状態にあることが判明。台枠のゆがみを力を加えて調整、さらにモーターの取り付け位置を修正することで解消しました。
さらに動輪表面を軽く磨いたうえで接点回復剤を塗布したところ、ブラスト音がまともになり、ようやく改装工事が完了しました。ほとんど1日仕事です。
動きはスムーズですが、貨車7~8両程度が限度のようです。