モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

昭和40年代の南武線の雰囲気を楽しむ

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 作るのも楽しいですが、鉄道模型は動かしてこそ楽しめるというのも真実だと思います。ぐるぐる回りが面白いの?と聞かれることもありますが、余は単純な頭なので、面白いのです。

 かつての南武線は旧型国電だらけでした。自分がひとりで利用し始めた昭和43年、小学校6年のころは、このように川崎方に17mのクハ16がついて残りは73系という編成が多かったように思います。その前年までは立川方だけクモハ73で残りは17m車だったので、だんだん17m車が駆逐されつつある時期でした。

 旅客輸送で特徴的なのは日曜日の乗客が多いことで、それは、沿線に競輪、競馬などギャンブル施設が多くあったからです。

 貨物列車の本数も沢山ありました。氷川からの石灰石列車、拝島への米軍タンク車、一般貨物などで、ED16の牽引が一番多く、EF10、EF11、EF15も見かけました。当時の国鉄で数少ない黒字路線だったと記憶してます。

 自分のお気に入りはクハ16とED16の戦前コンビです。