モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

塗装の要諦

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 学生時代にアダチのD51を作って完成させたものの、その後、キャブ内の加工、PFM取り付け、モーター交換などを計画してばらしてしまいました。追加工作を少し始めたものの、20年以上にわたり工作はストップ。そろそろ何とかしなくてはいけません。

 学生時代、コンプレッサー等持っていなかったので、いさみやの社長に塗装をお願いしました。テンダーは、まだその塗装をはがしていません。

 自分の塗装と比較して、塗膜が強く、なかなかはがれません。最近、社長に塗装の要諦は何かと聞いたところ、次のような教えを受けました。

①ともかくよく洗うこと。以前、塗装を請負っていたころは、苛性ソーダで煮たうえ、真鍮ブラシで徹底的に水洗いした。

②プライマーや塗料をかなり薄めて遠くから吹くのはよくない。ある程度の濃さでベチャっと吹き付ける。ただし、厚くなってはいけない。これが難しい。

③リターダーシンナーを適度に使うこと

 

 結局、よく練習するしかないようです。昔のカワイの塗装はすばらしかったけど、それは浜町にいた職人さんが担っていたそうです。