モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

クハ47 153 迷い

 元合の子サロハ66が戦後クハ化され、超ロングシートで有名だったクハ47 153、155ですが、谷川のキットを持っています。このキットはありがたいことに、ヘッドライト埋め込み前と埋め込み後の両方の妻板が入っています。

 埋め込まれたのは、伊東線飯田線から1966年に身延線に転出した際の改造だそうです。1960年以前をモットーとする当鉄道としては、埋め込み前の姿にするべきですが、多少埋め込み後の姿にも惹かれるものがあります。

 この車両、最終的には身延線から古巣の飯田線に戻ったのですね。伊東線時代は奇数向きなのにジャンパ栓受けもなく、随分すっきりした顔です。