古い写真をスキャンする必要があり、ついでにスキャンしたのが、コロラドのDurango & Silverton です。時は1984年7月、当時滞在していたデンバー近郊のボールダーからフォード・エスコートという安いレンタカーを飛ばし、丸一日かかってデュランゴに到着、翌日、デュランゴからシルバートンまでの片道はバス、帰りに列車に乗るという旅程でした。
明日から二日、諸般の事情で更新できそうにありません。
クモハ73ですが、結局、偶数向きにすることにしました。このブログにも載せた自分が昔、矢川~谷保間で撮影した写真から、床下器具は通常の偶数番と同じ、山側に抵抗器等電気関係があることを確認しましたので、そのように取り付けました。
付属編成との連結を夢見て、前面のカプラーはカツミのエースにする予定なので、胴受けは省略します。
避雷器、ライトの点灯、運転室仕切り、運転室下の釣合空気ダメなどを工作すれば、ほぼ生地完成になりそうです。
追加)写真をみていて、何か変だと感じたのですが、そう、制御器と遮断機です。これは、72系として新製されたシリーズ向けのCS10で、63型改造のもの(CS5)とは違うのです。取り替えないといけないですね。
クモハ73に前照灯を付けました。150WのLP42(珊瑚)です。
このクモハ73は南武線編成のために偶数番のつもりで作り始めました。偶数番は通常パンタからの母線が正面左側なのですが、「全盛期の国鉄車両」に南武線の偶数向きの車が1面写真で出ているページがあり、その母線が右側なのです。その写真に影響されて、母線を奇数番と同じ右側につけてしまいました。自分が昔撮影した南武線の写真にも偶数向きで両方の例が見られます。
ここから、悩みが始まりました。床下器具は通常の偶数番と同じなのか、奇数と同じなのか、車両番号は偶数なのか奇数なのか。
素直に偶数むきの定番にしておけばよかったです。もう1両キットをもっているので、そちらを偶数向きにして、これは奇数番にするという考え方もあります。でも、そうするとまた仕掛品ができてしまいます。
うーーーーー。悩みます。(どうでもいいことかもしれませんが)
初瀬春日さんにコメントしていただいたように、方向転換という可能性もあるでしょう。しかし、実物写真をあさっていくと、奇数番で奇数向きなのに母線が左側という例もあります。その車の床下は通常の奇数番と同じでした。標準化されていたはずの旧型国電も、結構わからないことが多い、ということがわかりました。