モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

客貨車支区(2)

客貨車支区は相変わらず看板が設置されていない状況です。 今日は別府鉄道5号機が入替担当。5号機の奥に見えるのは軽便の片平駅終点です。和服の人形は、いただきものの、住宅キット(かあべえ)に入っていたもので、大きさもいい感じです。

9040型 (22)

本日は、まず、偏芯カムの作り直し。旋盤の三つ爪のチャックを使う場合、0.6mm板をかませたからと言って0.6mm偏芯するわけではないことに、ようやく気付きました(アホ)。結局、1.3mmかませたら0.8mm偏芯しましたので、それを装着。スライドバルブの運…

9040型 (21)

ピストンロッド可動化の工作の続き。作動棒の両端のクランクは0.6mm厚の洋白板に2.5㎜間隔でΦ0.6mmとΦ0.9mmの穴をあけて作りました。0.6mm穴に入る棒は、昨日の1.2mm真鍮線を段付きにしたものです。これにシリンダー弁室に向かうロッドを取り付ける…

9040型 (20)

作動棒の左右外側にはリンクがつき、そこから車体外側にむけて外径1.2mmの棒がはりだします。この張り出した棒は、リンクにかしめて取り付けることになっています。 かしめる部分は外径0.6mm。このため、1.2mm棒の端を0.6mmにしなければなりません。 旋盤…

ナハ22000

ナハ22000は大正期の標準客車ですから、現代のJR東でいえば、E233系のようなものでしょうか。鋼体化改造されるまで、すなわち昭和20年代いっぱいあたりまで頑張っていました(見たわけじゃないけど)。小生になじみの中央線は、この客車をもっとも遅くまで使…

常紋峠のDD51 2012年秋

5年ほど前に一人で北海道に行きました。当時は石北本線の貨物列車はDD51のプッシュプル運転が行われていて、レンタカーで見物に行った次第です。もともと重連の運用だったのですが、それではスイッチバックの遠軽で入替をするため、遠軽にJR貨物の職員を置か…

9040型 (19)

第二動輪を外して、非絶縁側の車輪を外します。車軸の中央にペンチでちょっと傷をつけたうえで偏芯カムを圧入。その後、位相を合わせて非絶縁車輪を挿入。偏芯カムを包み込む部品等を取り付けました。動輪押え板も偏芯カムの部分に逃げ穴をあける必要があり…

青梅線 クモハ40 平妻

青梅線のクモハ40は大きく分けて平妻と半流の2種類ですが、実は平妻も2種類あって、古い運転席の後の窓が1個のタイプとそれより新しい2個のタイプに分かれます。この033は古い1個のタイプです。たしか、当時すでに全国的に珍しい存在でした。撮影は1973年秋…

9040型 (18)

日曜日ですが、諸般の事情で朝1時間くらいしか工作できませんでした。偏芯カムを包む部品と作動棒(Φ0.9mm)をつなぐ部品を作りました。やはり2mm厚の真鍮板です。前者の部品とは1.2mmの段付きパンビスでつなぎます。このビスは段付き部分が3mmあり…

9040型 (17)

偏芯カムを包み込む部品を2mm厚の板から切り出しました。偏芯カムの入る反対側には1.2mmの穴をあけておきます。0.3mmの帯板を2mm幅に切り出し偏芯カムの押さえとしました。止めビスは1mmです。

9040型 (16)

そういえば、4030型を作ったとき、写真を撮ったことを思い出しました。偏芯カムはこのように作ればいいのですね。意外に難しい工作ではなく、出来上がると、走行する姿が楽しいことがわかったので、今回9040型にも採用しよう、という魂胆なわけです。

9040型 (15)

ようやくエンジン部分の工作の再開です。まずは、ピストンロッドを作動させるための偏芯カムを作りました。6mmの真鍮棒に0.6mmの板をかませて旋盤に銜えさせ、3mmの穴をあけ、2mmの厚さで突っ切りました。 4030型の時には目分量で穴をあけた覚えがあります。…

ワム3500 (3)

ワム3500の3両目は、鉄道ホビダスというブランドの側板がロスト一体となったキットを組み立てたものです。 これが、一番簡単でしたが、問題は結構重いことです。天賞堂のワム50000改造が80g、Lazy Jackが83gに対して、これは111gもあります。ペーパー客車よ…

ワム3500 (2)

3両あるうちのもう一両のワム3500は、Lazy Jackのキットを組み立てたもので、これが一番古いものです。このキットにより、洋白エッチングは腰が強くて便利なことが理解できました。 それにしても、細密かつ繊細なキットで、小生の工作力ではちょっと無理筋で…

9040型 (14)

何とかテンダーの上下留め金を設置しました。あとは、空気管のホースくらいでしょうか。ようやくエンジンに進むことができそうです。

9040型 (13)

テンダーの上回りと下回りをつなぐ留め金を何とかしないと、進めません。 一応、1㎜厚の板からL字型の部品を6個切り出したのですが、これに、穴あけというところで、こんなことやっていてもどうせうまくいかないだろうと、直観。 思い余って、関西にいらっし…

ワム3500 (1)

これは、天賞堂のワム50000を改造したワム3500タイプです。 小生の高校生時代くらいまでワム50000は結構活躍していたのですが、ワム3500はついに、見ることができませんでした。(実際には子供の頃見てたのかもしれませんが、当然識別できませんでした)また…

9040型 (12)

Hさんのおかげでようやくボギー台車とテンダーを結ぶ鎖を設置することができました。後は、下回りと上回りを止める留め金を前2つ後ろ4つ作らなければなりません。 1mm厚の板の厚みを幅に使うようにしてL字形の部品を切り出し、0.3mmの穴をあけ、0.3㎜線を…

続 EF10 39

先日、1976年に拝島で撮影したEF10 39をご紹介しましたが、アルバムを見ていたら、1973年に矢川と谷保の間で走行写真を撮影していたことに気づきました。こちらは、石灰石列車で川崎からの空荷回送です。 当時EF級は拝島までしか入れませんでしたので、西国…

9040型(11)

本当にありがたいことに、ブログを見て、H氏が福原金属の鎖0.3mmを送ってくれました。これは、まさにぴったりの部品です。感謝感激。 それにしても、福原金属はいい素材を供給してました。廃業後にその価値を認識したのは、おバカでした。 これで、また少し…

クモハ73+クハ79 (カワイ)

実は、当鉄道にはすでにクモハ73が在籍しています。これは、カワイの生地車体をクハとともに入手して数年前に仕上げたもので、動力は古典的なインサイドギアを使っています。 子供の頃、カタログでカワイのクモハ73をみて、ちょっと実物と違う感じ抱いたので…

クモハ73 (2)

クモハ73のパンタ母線(0.6mm線)、空気管(0.3mm線)をつけました。屋根上はエンドウのエッチング抜きの台、前面はいさみやの割ピンでそれぞれ止めました。 結構時間のかかる作業であります。 今回実物写真を眺めて気づいたのは、クモハ73の偶数向きには母線が…

オハニ61

客車キットの仕掛品は3両となりましたが、その中で、塗装待ちまで達しているのがこのオハニ61です。 手元に昭和32年の中央線客車列車の運用表があるのですが、それによると、中央線を担当する客車区のうち、飯田町を除く、甲府、塩尻、松本、長野のいずれも…

クモニ13(モハ34改造)

モハ34を改造したクモニ13は、学生時代よく見かけました。各駅に新聞を配達するのが仕事だったようです。自分になじみのあったのは中央線で、夕刊を配達する時間が下校時間と重なっていたのでしょう。そんなこともあり、フクシマがキットを発売した時に入手…

EF10 39

1976年に拝島で撮影したEF10の39号機です。EF10 の中でも最終型で洗練されたスタイルを誇った機関車といえます。 今も昔も横田基地へのジェット燃料輸送は鉄道が担っていて、この当時はまだタキ3000が頑張ってました。16両程度で編成を組んでいたと記憶して…

キハ06 (フクシマ)

若い頃、山陰線にあこがれました。近代化が遅れた路線として有名で、東海道や山陽のような本流の雰囲気から外れているのが、自分の性分にあってたのでしょう。C51やC54が遅くまで活躍したことも魅力でした。(見たわけではないけど) 雑誌などの古い写真をみ…

9040型(10) テンダーの鎖

9040型の工作が止まってしまった一つの原因は、テンダー台車とテンダーをつなぐ鎖にありました。当初用意した、とっておきのCampbellの鎖は細すぎて使えないことが判明。ネットで見つけたプラモデル用の鎖が届いたのですが、いい加減な見立ての結果、Cambell…

クモハ73とオハユ61

工場日誌というタイトルのブログなのに、工作の話が少ないのは我ながらけしからんことです。もっとも全く工作してないわけではないのですが、このところ、諸般の事情で、カメさん度合いがひどくなってます。 5月に心を入れ替えて9040を再開したのですが、テ…

DF50 都城 1973年5月

DF50話が続きます。しばらく前にブログ記事にしていた高校の修学旅行の際、DF50の写真を撮ることができました。トレインマーク付きの特急牽引という華々しい姿です。 しかし、鉄研の仲間と青井岳での撮影後、集合時間の関係で、1区間だけ特急に乗車したので…