モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

D形直流電機の牽引力

鉄道ピクトリアル(1963年)にD形電機の特集があり、利用する各線区の牽引定数が記載されています。中央線の里線(新宿~八王子)はED16やED17の牽引定数が80で800屯牽引できたことがわかります。ワム90000などの15トン積の貨車で積荷があった場合換算2両で…

タキ3000 台車交換

アダチのホキ400を量産中ですが、困ったのはTR20が一つ不足することです。アダチや日光の製品が品切れなのでどうしようと考えていたところ、思いついたのは、タキ3000から供出することでした。 アダチのキットはタキ3000の最初期型なので登場時のTR20をつけ…

お題:B 150形 (11)

サイドロッドや軸穴を少しずつヤスってなんとかスムーズに車輪がまわるようになりました。 モーターは10mm角と小さく、台枠の内側に入るので便利です。台枠の内側に落とし板をハンダ付けし、下部からモーター取り付け板をネジ止めする方式としました。

お題:B 150形 (10)

間違い探しみたいですが、ちょっぴり進展。TMS旧号の吉田氏の記事に従ってガイドヨークを設置しました。ここでようやく転がりテスト。台枠組み立て済みのキットなのに、思いもよらない引っ掛かりが出て調整中です。

小田急1000系未更新車 1251編成

久しぶりに通勤で1000系未更新車に乗りました。多摩線に入ってくるというのは、ホスピスに入るようなものかもしれず、ちょっとこの先が心配です。1000系は前面のデザインが秀逸で気に入っています。

お題:B 150形 (9)

前部排障器、シリンダードレインコック、スライドバーを取り付けました。ドレインコックには骨董品のような福原の0.4㎜径割ピンを利用しましたが、これは薄い洋白製のいい部品でした。

オイ27800

古い雑誌を整理していて気になったのがこのオイ27800。3軸ボギー台車をはく20m級の木造車です。汽船で来日する観光客向けの車両だったということで豪華です。 地味な車両ばかりで華のない当鉄道にもこの手の車両が1両くらいあってもいいかもしれません。

お題:B 150形 (8)

後部の排障器は0.5㎜板を1.5㎜幅に切り出して作りました。次にシリンダーに移ります。シリンダーブラケットにシリンダーをつけるのですが、ここは素人の半田付けだと、その後、排障器、スライドバー等を取り付ける際バラバラになりそうなので、銀ロウ付けし…

クハ47 151 迷えない

第一次流電のサロハ66から改造されたクハ47 151のキットも罪庫してます。実は中学生の頃、ペーパーで作ったことのある車両です。こちらは153、155と異なりロングシート化されませんでした。1966年に飯田線から身延線に転じる際前照灯を埋め込み化されました…

お題:B 150形 (7)

古いTMSの記事に従ってブレーキシューやブレーキ引き棒・梃子を設置しました。

お題:B 150形 (6)

下回りのブレーキ関係部品を切り出し始めました。板厚は0.5㎜です。

クハ47 153 迷い

元合の子サロハ66が戦後クハ化され、超ロングシートで有名だったクハ47 153、155ですが、谷川のキットを持っています。このキットはありがたいことに、ヘッドライト埋め込み前と埋め込み後の両方の妻板が入っています。 埋め込まれたのは、伊東線→飯田線から…

お題:B 150形 (5)

キャブ内水タンクの上板を設置し、下部の動輪にあたる部分をしこしこヤスリで削り取りました。この辺りはちゃんと設計して事前に切り取った部品をつけるべきでした。まあ、自分の技量と頭からすると、これでも良き哉。 この機関車、カツミの製品ですが、多分…

お題:B 150形 (4)

水タンクのキャブ内は、0.4㎜板に0.7㎜間隔でリベットを打ってからコの字型に曲げ、取り付けてみました。上板はこれからです。 しかし、下部は動輪と干渉するので、上板をつけた後、一部欠き取る必要があります。メンド。

お題:B 150形 (3)

TMSの吉田氏の作例にならって炭庫の前板を0.5㎜板で取り付けました。上部には0.6㎜の甲丸線をはわせています。水タンクのキャブ内部の部分も作った方がよさそうですね。

お題:B 150形 (2)

床板を組み立てました。TMS1964年10月号に西、片野、吉田、3氏の改造記事があり、大変参考になります。

お題:B 150形 (1)

余はKKCの末席を汚しているのですが、この秋の集会のお題が突如、動輪4つ、すなわちBなら何でもOKと決まりました。本来なら余はA8の3兄弟に戻るべきなのですが、今年は鉄道150周年ということもあり、150形を手掛けないわけにはいけません。 高名なI塚さんか…

153系 仕上げ (5)

鉄道模型社のクハ153 カワイのクハ153((お面は小高) 照明配線 クハ153に窓ガラスを入れました。前面の曲面ガラスはいさみやの「曲げても曇らない窓セル」を利用。その後、ヘッドライトとテールライトの照明工事。エネメル線付きのLEDを利用したので、だい…

153系 仕上げ (4)

エンドウのモハ153 エンドウのモハ152 カワイのサロ153 カワイのモハ153 カワイのモハ152 中間車5両に窓セルを貼り、カツミのパンタも設置して完成としました。 プラスチック製のよくできた車両が販売されている今日、このような50年前の素朴な車両をいじく…

153系 仕上げ (3)

カワイの車体から取り外した窓枠を銀色(いさみやのアルミニウム色)に塗り、ゴム系で接着。さらに、レタリングまで進みました。 故T木さんに作っていただいた紙製の窓枠はカワイと鉄道模型社のクハ用に2両分あったのですが、塗装したところ、台紙にはり付い…

153系 仕上げ (2)

故T木さんに作っていただいた窓枠がようやく出てきました。レーザーカットではなく、カッティングマシーンだったようです。こうした設備投資までされていたのに、突然亡くなられて涙。

153系 仕上げ (1)

連結面間隔は、駅の部分の700㎜曲線から渡り線にS字状につながる部分でテストした結果、エコーの幌(2.5㎜厚)を両側につけた場合、7㎜で問題ないことがわかりました。(実物は片側幌だそうです。) このため、ドローバーの位置を1.5㎜程度外側に出す改造工…

153系塗装 (5)

エンドウのモハ152とモハ153にキット付属のアルミサッシをつけてみました。連結面間隔は、実物が500㎜ですから80分の1で6.25mm。ところが、つなげてみると5mm程度しかなく、当然のことながら、幌をつけるとカーブを曲がれません。 片側の幌をあきらめて6㎜程…

153系塗装 (4)

ネットで検索したら、マスキングテープの糊はタミヤのエナメルシンナーで除去できるとのことで、さっそく試してみたらうまくいきました。 なお、マスキングテープはべとつかない3Mのものでしたが、さすがに古かったのかもしれません。 塗装を失敗したところ…

153系塗装 (3)

マスキングして緑2号を塗りました。マスキングテープをはがしたところ、屋根の部分でマスキングテープの糊がべっとりと残ってしまい大失敗。マスキングテープが古いことと、屋根を塗装してから2週間以上たっていたことが原因でしょうか。 そのほかにも一部剥…

7400形改修 (3)

改修工事をしていると、思わぬ部品が取れたり、配線がとれたりと天手古舞。ようやく、なんとか復帰させることができました。少しオーバーな動きですが、バルブロッドが動くのは楽しいものです。 この機関車のボイラーの色はあまり評判がよろしくなく、余もち…

7400形改修 (2)

バルブロッドの動きが大きくなるといろいろ関連して調整が必要になります。まずは右側のバルブロッドの長さが不足していたので、交換。それで試運転すると、どこかあたる音がします。どうもガイドヨークの取り付け部分とカム覆いが干渉しているようなので、…

9046の走行

youtu.be 久しぶりに9046を動かしてみました。こちらはバルブロッドの動きがはっきりとしています。9040のタイプはもう1両作ってみたいと考えてます。

小田急 1000系

小田急1000系の未改造車は廃車が進んでいるようです。昨日久しぶりに多摩線で見かけたので記録しておきました。1000系は、伝統的な小田急のスタイルを継承した、余の好きな電車です。この後の小田急は、3000系、4000系、5000系と伝統をかなぐり捨てた外観に…

7400形改修 (1)

KKCの続工作本に寄稿させていただいた7400形ですが、実は、バルブロッドの動きが極めて少ないという問題をかかえていました。偏心カムの偏心量が不足しているためです。 そこで、思い切って偏心カムを交換することにしました。今度は0.8㎜程度の前後動を確保…