モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

9600のドローバー

プラの伸縮カプラーで機炭間を結んでいたものを、通常のドローバーに戻してほしいというのが頼まれ仕事でした。ベーク棒で段付きワッシャー、0.8㎜板でドローバーを作り、数日前に作った段付きネジと組み合わせました。なんとか使い物になりそうです。

C57190牽引の客車列車

youtu.be 久しぶりにC57190を走らせました。ボーっと眺めているのも良き哉良き哉。

9600のドローバーピン他

頼まれ仕事で珊瑚の9600のドローバーピンと段付きネジを作りました。マイナスネジの溝は糸鋸でエイヤです。いつも中心からずれるのですが、今回はまあまあ。

珊瑚のA8 (28)

キットの上回りを進めました。キャブ内の背板はキットの部品は側板の回り込んだ部分の内側につくことになっていますが、これは、実物と印象がかなり異なります。そこで、キットのように背板をつけたうえでその上に側板の回り込んだ部分につなげる形で0.5㎜板…

珊瑚のA8  (27)

床板切り出しという地味な作業が続きます。

イーハトーヴォ高原鉄道

HOゲージの世界は、模型屋さんの世代交代で、古い模型屋さんが段々いなくなり、高価な完成品と比較的安価な舶来品プラ製品が主体になりつつあるのかもしれません。お金をためて細密で高価な完成品を集め、レンタルレイアウトで走らせて遊ぶ、それも人生の楽…

珊瑚のA8 (26)

ありがたいことに、KKC某有力会員より500形のキャブをいただきましたので、床板をもう一つ作ることになりました。 ところで、最近、某有力HOメーカーが部品の供給をやめるという噂を聞き、本当なら大変。All Falls Down!(Alan Walker, ft. Noah Cyrus って…

珊瑚のA8 (25)

煙室はボイラーより太いので、0.4㎜厚の板を2枚重ねます。内側の板はともかく、外側は裾を折り曲げなればならず、その位置決めが難しく、3枚目で何とかなりました。 キットでは内側の板がどういうわけか幅が小さく、煙室後部のみにつきますが、自作だと幅を…

ヨ2500のこと

昔古本屋で購入した昭和28年発行のTMS64号にヨ2500の写真があります。平野和幸氏が貨車の記事にて言及されていた車両で、古典が専門の平野氏もヨ2500は戦後生まれの車両ながら、ちょっと心惹かれるというようなことが記されていました。 戦後すぐに、2軸客車…

珊瑚のA8 (24)

0.4mm板を切り出し、丸めてボイラーを作りました。15㎜径ですが、こんなに細いボイラーを丸めるのは初めてです。ローラーの丸棒より細いので、ある程度丸めてから、『蒸気を作ろう』のゆうえんさんの記事を読んで、木板をあてがってシコシコ丸めましたが、あ…

珊瑚のA8 (23)

せっかくなので、部品のあるキャブをあと2両(500形と600形)組み立てました。いずれも、キャブ後ろ妻は部品がないので自作です。600形のほうは末期の窓をうめたものにしました(つまり窓抜きが不要)。 組み立ててわかったのですが、600形の板厚が0.4㎜に対…

珊瑚のA8 (22)

キットを進捗させます。下回りでは排障器を取り付け、シリンダーの取り付け調整を行いました。シリンダーは上からネジで押さえ、さらに下からナットをはめるという方式です。シリンダーそのものをネジ止めしないのは、ちょっと違和感があります。 上回りでは…

珊瑚のA8 (21)

ゆうえんさんのアドバイスに基づき、エコーの部品を仕入れ、さっそく取り付けてみました。キットのエッチング部品よりいい感じです。ゆうえんさん、ありがとうございました!

珊瑚のA8 (20)

当たり前ですが、キットのシリンダーはすぐに組み立てられます。真似している方は、これからカバーと前蓋を作らねばなりません。カバーはともかく、前蓋は周囲に12本の真鍮線を植える必要があるようで、頭いたいです。 ここまできて気づいたのですが、500形…

珊瑚のA8 (19)

キットの部品を参考にシリンダーの後蓋を削り出しました。最大直径4㎜長さ0.5㎜、飛び出している部分が直径2.5㎜長さ1㎜、内側に入る部分は直径2mm、長さ3㎜(キットは2mm)です。孔は0.9㎜径

珊瑚のA8 (18)

コの字のシリンダー部品にキットと同じように丸穴をあけ、さらにスライドバーを入れる切れ込みを作りました。スライドバーは大昔に珊瑚で仕入れてあったので、それをハンダ付けしたところです。

昭和42年頃の南武線基本編成

1967年、小学校5年生の時初めてTMSを購入しました。その中にあったのが、この南武線の記事。さっそく自転車で見学に行き、この編成と同じ列車が走っていることを確認しました。 それからほぼ半世紀くらいたち、自分もようやくこの編成を揃えることができまし…

珊瑚のA8 (17)

少しでも早く進めるため、珊瑚に部品が残っていないかチェックしようと、数年ぶりに訪れました。残念ながら、お目当てのシリンダーはなく、仕方がないので、作ることにしました。 キットの部品は0.8㎜板をコの字型にプレスしたものです。とても自分でコの字…

珊瑚のA8 (16)

キットの煙室前面をとりつけました。煙室側面とスムーズにつなげるため、ハンドレールをいったん取り除いてヤスリ仕上げ。もう一両はパーツがないので、煙室扉を削り出して真ん中に2mm棒を介して煙室前面に取り付けたところです。

珊瑚のA8 (15)

諸般の事情で進捗なし。側板とボイラーを置いて完成を夢見ます。 下回りでは、ジョイ式のバルブギアを理解できていないので、どうしましょ。キットだと単に床板にメインロッドからの動きを伝える棒を突っ込むだけですが、これでいいのか。

珊瑚のA8 (14)

0.5㎜板からガイドヨークを切り出しました。

珊瑚のA8 (13)

フロントビームとエンドビームへの真鍮線の埋め込みがなんとかなり、床板を組み立てることができました。こちらは晩年の600形に近い形にしようと考えています。

珊瑚のA8 (12)

地味な作業を続けます。キットの場合、フロントとエンドビームは2mm厚のドロップ部品が入っていました。0.5㎜厚の板にリベットを打って1.5㎜厚の板と張り合わせようと考えてリベットを打ったところ、0.5㎜厚のせいか、ぼやけたリベットになってしまいました…

珊瑚のA8 (11)

もう1両のための床板部品を作っています。地味な作業ですが、修行と思って少しずつ進めます。 それにしても珊瑚模型は、動輪、組み立て済みギアボックスなどの基本部品を分売してくれていたわけで、まことにスクラッチビルダーの支援者でした。故小林社長に…

珊瑚のA8 (10)

先輪をイコライジングの支点にするため、まず、先輪そのものを珊瑚のねじ込み式車輪に交換し、内径3㎜のパイプを車軸にはめました。このパイプを上から押すように、2mmネジを設置するため、台枠間に1㎜厚の板をハンダ付けします。 動輪押さえ板は、動輪の軸…

珊瑚のA8 (9)

コピーではなく、キットの台枠を組み立て、車輪を入れてみました。先輪はこのままでは曲線で脱線することがわかりました。イコライザーの支点を設定すれば解決するか? コピー台枠の方が車輪を転がした時、音が静かなのは何故?

珊瑚のA8 (8)

台枠の前部と後部をつなぎ、動輪と先輪、従輪を入れてみました。車輪が乗ると、うれしくなります。 従台車を止める段付きネジは3度目の正直で何とか使えるものができました。2mmビスを作るとき、快削の真鍮の場合、2.2㎜位で加工する方がいいように感じまし…

珊瑚のA8 (7)

イコライザーを入れるため、第一第二動輪の間に珊瑚方式のスペーサーを入れることにしました。8㎜の丸棒から旋削したもので、真ん中の幅が8.4㎜直径5mm、イコライザーのはまる部分が幅0.7㎜直径3㎜です。先端は直径1.8㎜としました。 面倒な形をした台枠のコ…

珊瑚のA8 (6)

1㎜厚板2枚重ねの前部台枠の整形がほぼ終わりました。あと、イコライザー受け兼台枠スペーサーのための孔をあけないといけません。それは、スペーサーを作ってからにします。

珊瑚のA8 (5)

やはり、工作は台枠から始めるのが普通のやり方なので、とりかかります。イコライザーは0.5㎜の洋白板から切り出しました。台枠は1㎜厚の快削真鍮板で、2枚重ねて加工を始めたところです。