モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

モーガル競作 (33)

台枠 珊瑚のキットを参考に台枠を成形し、以前に作ったスペーサーで組みました。スペーサーは台枠にカシメ止めです。そのままでは、動輪がきつく、スペーサーの幅を縮めなければなりませんでした。その後もいろいろ調整してようやくスムーズにまわるようにな…

モーガル競作 (32)

ドーム内側 取り付け 蒸気溜とサンドドームは、キットでは真ん中の湯口をボイラーに差し込んで半田付けすることになっています。H御大によれば、これはもっての他で、ビス止めにしないといけないとのこと。たしかに微調整が必要になる可能性が高い部分ですか…

モーガル競作 (31)

リング 径を縮小した煙室をロウ付けでとめました。ボイラーとのつなぎとなるリングを穿鑿。一番苦労したのは、20㎜の丸棒から突っ切ることでした。JHTの薄い突っ切り刃でこんな太いものを切るのは無謀だったのでしょう。少し進むとすぐに刃が引っかかって停…

モーガル競作 (30)

煙室 珊瑚のキットの煙室ですが、1.6mm切り取り、曲げなおした結果、18.3㎜径となりました。これで、線路から煙突までの高さは0.5㎜程度低くなるようです。ボイラーとつなぐリングを作らねばなりません。

ナハフ7570、ナハニ8430

木造客車 1956年版のスタイルブックをめくっていたら、明治末期から大正初期に製造された木造客車の図面がありました。明治から大正にかけての客車については、模型雑誌で出合うことが少なく、もっといろいろ知りたいと思ってます。ダブルルーフ、ボギーとい…

モーガル競作 (29)

ボイラー 以前、8620のボイラー径が7400と同じと書きました。書きましたが、「そんなこたぁねえだろう」との心内語があり、もう一度、数字を調べたら、やはり間違っていて、自分の設計ミス。18㎜径では大きすぎ、17.4㎜径にしなければなりません。仕方がない…

モーガル競作 (28)

珊瑚のボイラー 珊瑚のキットですが、ボイラーをロウ付けしました。煙室はこれにかぶさる構造ですが、H御大によると、その結果、ボイラーの径がおおきすぎることになります。鉄道模型社のエッチングキットでは、煙室もボイラーも一体で同じです。さて、どう…

モーガル競作 (27)

上板 テンダー上板は、キットのものでは当然ながら長さが不足するため、0.5㎜厚板で新製しました。

フォーニーとメイソン・ボギー

フォーニーとメイソン・ボギー 1980年代半ばからずっとModel Railroaderを定期購読してます。しかし、もう収納スペースもないので、必要な記事だけ切り取り廃棄しようと、古い号をざっと見始めました。 上は、フォーニーとメイソン・ボギーの違いについての…

モーガル競作 (26)

台枠 台枠はやはりキットのものを利用しようと方針転換。しかし、0.7mm厚はいかにも華奢で気に入りません。そこで、0.5㎜厚の板に半田付けして貼り合わせてみました。 組み立ては珊瑚のキットの真似をして、イコライザー受けを兼ねたスペーサーを利用しよう…

ロスト部品

ロスト部品 ロスト部品が出来上がって納品されました。ハンドレールは湯口が少し大きすぎたかもしれませんが、まあまあ満足です。 テンダー台車は長さ方向の引けが2.5%程度あり、軸距離が1mmくらい短くなりましたが、まあ、いいか。いちばん下が元型です。

ホワシ20890

スタイルブック 17m級客車で思い出したのですが、昔からこの食堂車が気になっています。TMSのスタイルブックは、木造17m級客車について、もっとも普及したナハ22000ではなく、このように、ナイロとホワシというやや特殊な車両を掲載しています。 ありがたい…

スニ30

スニ30 スニ30は、飯田町客車区に配属され、むかしの中央線の準急や飯田町編成の普通列車につかわれていたようです。かなり前に珊瑚の店頭で見つけ、罪庫としてきました。そろそろ熟成期間が過ぎたようです。妻板に埋め込みテールライトがありますが、これで…

インターバーン

インターバーン 自分は本当に気が多く、KKCという古典蒸機のクラブに参加していながら、電車、電気機関車、気動車、ロギングなども手掛けています。そうした状況ではありますが、かなり気になっていたけれど、手出しするのを我慢していたのがインターバーン…

モーガル競作 (25)

珊瑚のパーツ 昔から年に1~2回珊瑚模型に繰り出し、いつ使うともあての知れないパーツを沢山買い込んでいました。今回の8620に使えるものはないかと取り出してみたら、結構あります。問題はサイドロッド。シメシメと思ったところが、第二、第三動輪の距離…

モーガル競作 (24)

テンダー工作 テンダー工作を続けます。上回りには床板を取り付ける梁を装着。イモ付けはちょっと心もとないので後からアングルをつけようかと考えています。

モーガル競作 (23)

床板延長 テンダー床板は前方に2㎜、後方に0.5㎜延長しなければならず、前方は1㎜板、後方は0.5㎜板から切り出してロウ付けしてみました。台車枠も延長工事が必要です。

モーガル競作 (22)

曲げなおし どうも、珊瑚のキットと並行して作る方が効率がいいような気がしてきました。20年くらい前にKKC会報にH御大が「いやいや製作記」を書かれているので参考にします。 テンダーの幅が34㎜と広いので縮小する必要があります。御大はなんと唐竹割りで…

モーガル競作 (21)

台枠 台枠を切り出しました。0.7mm厚とちょっと薄いので利用すべきかどうか迷ってます。珊瑚のキットは1.2㎜厚なので、0.5㎜厚を裏打ちするのがいいのかもしれません。1㎜厚か1.2㎜厚で新製すればすっきりしますが、貧乏性なので何とか活用したい気持ちです。

モーガル競作 (20)

8620ボイラー 丸めついでにこちらも丸めてみました。7400と8620のボイラー径は同じなのですね。

9046 (150)

命名 なかなか塗装に進みません。前面のプレートにだるまやの切り抜き文字の3を半田付けしました。本当は美唄の1号機ですが、当鉄道の空き番の3としました。美唄1号機は側面には番号がなかったようで、多分背面にもなかったのではないでしょうか。 模型で…

モーガル競作 (19)

ボイラー 丸めついでに、ボイラーを丸めてみました。18mm径なので、板厚の0.4mmを引き、17.6mm×3.14で55.2mmにしてみたら、ピッタリ18mm径となりました。長さは65.5mmです。

タラ100 (2)

タンク タンクの部分を丸め、継ぎ目のところをロウ付けしました。両端の鏡板はエッチングキットに入っていた挽き物を半田付け。少し大きめなのと、タンクが真円でないため、やすり掛けでごまかしました。

タラ100 (1)

切り出し KKC会員のN沢さんに大きな刺激をうけて、タラ100に再挑戦したくなりました。このところ、仕掛品撲滅運動が収束し、反対に、仕掛品拡大運動となっています。

9046 (149)

ウエイト積み ウエイトの積み込みを続けます。動輪押さえ板の内側などにも入れて、何とか258gになったものの、ほぼ前回の9040なみですからあまり牽引力は期待できないかも。テンダーの重量をエンジンにかける方法を今後真剣に検討する必要があるようです。

冬列車 (4) EF13

EF13 戦後の中央線旅客列車牽引機としての真打はEF13です。1950年代から1971年まで活躍してくれたのですから、本当に功労者といえます。ただ、正直なところカッコよくない。まあ、中央線にふさわしいともいえますが。 この模型は、小生が初めて購入した天賞…

冬列車 (3) EF11

EF11 昭和30年代になると、オンボロ中央線もさすがに20m級客車が中心になります。といってもナハ22000の鋼体化の61系が中心で、基本の5両編成に甲府までの3両を加えた編成が多かったようです。甲府回転の3両付属編成にはオロ31が入っているものがあり、これ…

冬列車 (2) ED16

ED16 着せ替え人形みたいですが、ED16の牽引する冬の旅客列車です。暖房車は既製品のナヌ32。これまた、ED16は末期の姿で、ひかれる客車は戦前とアンバランス。 しかし、中央線のED16が旅客列車を牽引していたのは昭和20年代までで、自分にとっては未知のあ…

冬列車 ED17 (1)

ED17の牽引する旅客列車 お寒くなりました。当鉄道でも暖房車の出番です。戦後のED1727(戦前はED13)が戦前の赤帯客車を牽引するのはおかしいのですが、そこはまあ、大目に見ていただければというところです。模型はカーブが実物より相当きついので、客車は2…

9046 (148)

ウエイト積み込み開始 今年作った車両で未塗装のままなのは、この9046とC12です。何とか年内に塗装したく、ウエイト積み込み作業を始めました。まずは、ボイラー内の丸棒状のものとキャブ内です。前者は12㎜厚板のベニヤの切れ端に12mmの孔をあけて積み重ね…