モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2020-01-01から1年間の記事一覧

カツミのC56(旧) (9)

動輪組み立て後の大失敗の話はまた別の機会としますが、ともかく、動輪を台枠に組みこむことができました。転がりは大変よく、ここまでは満足。 その次にシリンダー回りを始めて、大問題に遭遇。 以前より、カツミのC12、C56は、中村精密のそれらよりプロポ…

カツミのC56(旧) (8)

下回りができないと話にならないので、着手しました。動輪は中村精密の17.5㎜で楽勝、と思ったのが大間違い。カツミのC12、56用は軸部分内側に突起がなく、薄いワッシャーをはめる構造ですが、中村のものは動輪に突起があります。 このため、サンゴのオイル…

カツミのC56(旧) (7)

煙室扉はドロップ製です。まずは、ヘッドライト取り付け用の穴を1㎜真鍮線でふさぎ、ロウ付けしました。これはC56の場合不要と考えたからです。というのは、国鉄型の蒸気機関車はほとんどがヘッドライトを煙室前面からでた腕に取り付けていますが、どういう…

カツミのC56(旧) (6)

C56のテンダーの場合、バック運転用にヘッドライトは欠かせません。キットのパーツは挽き物ですが、サンゴのLP42を取り付けてみました。 また、このキットは、台車の取り付けネジがテンダーの上下組み立てネジを兼ねていますが、それは、ちょっと使い勝手が…

小諸のC56

1972年8月、高校1年生の時、黒姫に行く途中、急行列車の車内から撮影しました。C56の後ろ姿、荷物輸送の手押し車に座って休息をとる機関士、テルハ、石積みのホームなど。どうということのない写真ですが、自分では何となく気に入っています。 このC56のキ…

カツミのC56(旧) (5)

テンダーの工作を続けます。手すりはパーツが0.5㎜線でしたが、0.4㎜線にかえてみました。連結器解放梃子と取り付け金具はパーツのままです。 塗装を失敗したモハ32や放置された鉄道模型社の8620テンダーが恨めしそうに眺めているように感じられました。

カツミのC56(旧) (4)

キャブの部品を見つけて組み立て始めました。窓の庇は見つからず、作らないといけません。

カツミのC56(旧) (3)

ご親切にもN村さんが、取説のコピーを送ってくださったので、だいぶ様子がわかるようになりました。シリンダー側面や煙突など、不足部品が判明してきて、それらは、鉄研の先輩にいただいたC12から部品取りすればいいかな、とC12リストアから方針転換。

カツミのC56(旧) (2)

パズルを解くような感覚で部品を組み合わせていきます。足りない部品もあるようで、手探りが続きます。

カツミのC56(旧) (1)

ようやく部屋の片づけを少し始めたところで、年初に学生時代の同級生が送ってくれたカツミのC56の箱が気になりだしました。取説もなく、動輪もありませんが、17.5㎜動輪は別途用意したものがあるし、すこし手を出してみようかという気になりました。これもモ…

クモハ73 奇数向き (8)

キャンバス止め、運行番号窓枠、サボ受け、テールライトを取り付けました。テールライトはキットの部品がかなり出っ張るので鑢で削り、さらに内側には外径3㎜のパイプをあてがって、灯りがもれないようにしました。 それにしても年末が近づいたので、足の踏…

7800形、B6、7400形

諸般の事情で工作は進まず。一方、いろいろ動かして遊んでます。 明治の機関車を並べてみました。 自分はどうもバッファーが好きになれず、アメリカンな自連が好みです。そのため、明治の機関車でも躊躇なくバッファーを取り外し(もしくはもともと取り付け…

クモハ73 奇数向き (7)

客室扉と乗務員室扉を取り付けました。目分量で位置決めしてからセロハンテープでとめ、半田を少し流し、確認してから全体に流すというやり方をしています。 牛歩ですが、こうして形ができていくのはうれしいものです。

カワイの80系 (2)

鉄研の先輩からいただいたカワイの80系3両です。(1)で述べた通り、クハの車体幅が狭く、33.5㎜程度です。このため、お面をKSに取り替えることは不可能で、このままレストアする方がよさそうです。不思議なことに、モハ80、サロ85の車体幅は34㎜強でクハよ…

クモハ73 奇数向き (6)

乗務員室扉の沓摺がなかったので、帰りがけに池袋で購入し、さっそく取り付けました。 ついでにIMONカプラーというのを買ってみました。密連はなかなか実用的なものがないような気がしています。果たして使い物になるか。 床板とモーターは、かつてモハ72の…

クモハ73 奇数向き (5)

窓を取り付けました。戸袋用とそれ以外を違うパーツとし、戸袋用には上段と中段の切れ目がないよういにしている点、好感が持てます。 「所属クラブの宿題があるのに、こんなことやってる場合か」、との心内語があるものの、善き哉良き哉。

クモハ73 奇数向き (4)

客室ドアの靴ヅリをつけました。73系の原型は網目がなく、このあたりにも戦時設計で工作が簡略化された様子がうかがえますね。

モーガル競作 (217) 鉄道模型社の8620

サンゴパーツからテンダー下回り関係の部品を送ってもらいました。これで、注文していたものが、ほとんど整ったことになります。 上回り関係では、ドーム、天窓、下回り関係では、ブレーキ引き棒、板バネ、テンダー軸受けなどは大変重宝します。20㎜動輪さえ…

クモハ73 奇数向き (3)

シル・ヘッダーの取り付けが終わりました。自分の場合、帯板の裏側に半田メッキしておいてから車体に置き、ピンセットなどで押さえ、窓の縁から少し半田を流し、さらに帯板の上から熱を加える、という方法が一番効率がいいみたいです。 長年やっているものの…

クモハ73 奇数向き (2)

シルの取り付けを始めました。窓の下縁に鏝を当てて半田を流し、その後、シルにも鏝をあてて全体に半田が行き渡るようにしました。別荘地のお師匠様お手製のキサゲの切れ味にびっくりです。

クモハ73 奇数 (1)

10月にクハ55073を作り始めました。青梅線にいた、ノーシルノーヘッダーの美しい車です。しかし、当然、相棒が必要なので、温存してきたKSのクモハ73のキットをくみたてることにしました。 まずは、四角に組んで、次は窓の縁を利用してシル、ヘッダーを取り…

モハ32 奇数向き (16)

電気配線をしました。試運転をすると、色々なトラブル発生。まずは、変な音の発生。これは、ボルスターネジが車軸にあたっていたため。次は、直線で突然ショート。どうも後部台車の浮き上がりが起きる傾向がみられます。いろいろ調整しましたが、決定的な問…

珊瑚の8100 (1)

モーガルの競作が1年延期になったので、8620を2両仕上げたら、7500を手掛け、ついでにこの8100のキットを作ろうか、という気分になってきました。 この珊瑚のキットは、ボイラーが太すぎるとか、テンダーが長すぎるとかいろいろ問題があるようです。とはいえ…

モハ32 奇数向き (15)

塗装をはがし、車体は振り出しに戻りました。下回りの塗装は何とかできましたが、運転室下の釣合空気ダメが台車にあたることがこの段階で判明し、モーターツールで削ってから、筆塗でタッチアップ。いろいろ調整が必要です。 C12の塗装はまあまあだったので…

モハ32 奇数向き (14)

車体の塗装は大失敗。写真ではわかりにくいですが、垂れが出たり、荒れたりしたため、せっかく時間をかけて塗り分けたのですが、この写真を撮ってすぐに、リムーバーで塗装をはがすことになりました。 良き哉、とはとても言えず、だただたグヤジー。

モーガル競作 (217) 鉄道模型社の8620

競作は締切りが1年延長になったので、ほっとして、一休みしてました。とはいえ、あまり時間をあけてしまうと、やりかけの課題を忘れてしまいそうなので、少しずつ進めます。 ありがたいことに、サンゴパーツにアイドラーギアがあったので、それを使ってギア…

天賞堂のワム50000

中学鉄研の先輩F井さんとお会いする機会があり、昔の天賞堂の貨車はけっこうよかったね、との話になりました。標記が浮き出しになっているのが、なんとも、現代では想像できない仕様です。 写真は、ワム50000ですが、下回りを床板を含めて新らしくしました。…

クモハ73+クハ16

旧型国電の工作も早く再開したいところです。クモハ73+クハ16は五日市線にあった編成です(下の写真はクモハが奇数向きで模型とは逆ですが)。もう一組作って4両編成にするとか、クハ16をクハ55にするとか夢が広がります。模型は、クモハ73がKSのキット、ク…

カツミのC12 (18)

諸般の事情で進みません。一応完成のC12の非公式側です。汽笛に色をさした方がいいですね。

筑波鉄道5~9号

1C1タンク機関車 カツミのC12の説明図を捜していたら、捜し物が見つからないかわりに、昔書いた図が出てきました。確か、カワイの15.5mm動輪を入手して、それを使う候補と考えたのだと思います。 KKCでCタンク(先輪、従輪自由)という競作でもあれば、作っ…