モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

五力田貨物ホーム

無精なもので、ほとんど5年ぶりにナロー線の五力田貨物駅に電車を入線させました。なんとかポールが外れることなく、ポイントをわたってたどり着いてくれたので、ほっ。ホームにあるのは、牛乳缶です。確かエコーモデルの製品だったと思います。 三重交通の…

ナローの貨物駅

薄池の隣にあるナローの貨物駅に珍しく電車が止まっています。手前の青い建物は片平駅にむかう線の転轍手小屋で、ART551(いさみや発売)の路面電車用タワーから流用したものです。 ナロー線は電車2両しか在籍していないので、貨車や電気機関車を増備できれ…

続DF50

昨日とほとんど変わり映えしない写真ですが、これも未塗装のジャンク品から仕上げた天賞堂のDF50です。こちらは、後期の製品のようで、台車がダイキャスト製、ギアもインサイドではなく中央の棒型モーターから両端台車を駆動する方式です。 モーターをEN22に…

DF50

天賞堂のDF50は、小学生の頃「模型と工作」か「模型とラジオ」の商品カタログのような冊子に載っていて、いいなあとみていた覚えがあります。 半世紀近くたって、未塗装のジャンク品のようなものを入手し、なんとか形にしました。動力はMPギアに、ヘッドライ…

南武線のクモハ73 1973年

原形クモハ73は1973年当時、まだ南武線で結構活躍してました。上は矢川・谷保間の下り電車です。運航窓が2桁のままです。下は、谷保・分倍河原間ですが、こちらは、3桁でHゴムの形態に改造されています。モハ72の方は1969年頃には、原形がいなくなったようで…

クモハ73 (1)

久しぶりに電車の工作。数年前から始めた仕掛品撲滅運動の結果、電車の仕掛品は3両までに減りました。そのうちの1両がこのクモハ73です。この週末に運転室まわりの手すりとパンタ台を設置。ようやくそれらしき雰囲気がでてきました。南武線編成の立川よりの…

DF50プラスDD51 鳥取駅 1976年4月

1976年4月に一人で山陰線を旅行しました。鳥取駅で普通列車が到着したのですが、牽引してきたDD51の調子が悪いらしく、DF50が前について出発していきました。このころ、山陰ではまだDF50が活躍していたわけです。

車掌車の修繕

夜中の運転お遊びをしていたら、突然SL1のブラストが消えました。SL1の故障か、と青ざめたのですが、いろいろ試した結果、原因はこの車掌車の高周波トラップ(03とよばれる回路)がおかしいための現象であることがわかりました。この車掌車が通電区間にない…

ト1

珊瑚模型店からト1のキットが発売され、本日届いた模型雑誌に製品の紹介が載っていました。記事では、この製品を戦前のト20000を戦後木体化したものとして説明していますが、それはちょっと違うと思いました。ト20000を木体化したト1は妻が山形ですが、珊…

A Logging Prairie (T)

どうにも困ったことに、工作が滞ってます。そこで、昨日に続き、Logging 機関車が登場。本日は、トビーが輸出したプレーリータンクです。Mikadoと同様、実物はBaldwin製。古いTMSに広告が載っていたと記憶してますので、小生と同じ60代以上の爺さんにはなじ…

A logging mikado

20年位前の一時期、米国に輸出された日本製のLogging機関車を米国の模型店から購入することに力を入れたことがあります。当時は、香港にいてほとんど工作できる環境にはなく、こうしたコレクター的活動で気を紛らわしていたわけです。といっても軍資金が乏し…

二硫化炭素の工場

当鉄道の端っこ、引き込み線の奥に、小さな二硫化炭素の工場があります。河田畊一氏の『鉄道風景30題』にある木津駅の写真をヒントにして作りました。 適当な貨車がなくて、ベンゾール専用のタム3200がとまっています。かわいい貨車ですが、2段リンクの近代…

9040型 (8)

ちょっぴり進展しました。昨日から本日にかけて、テンダー前部の手すり、石炭取り出し口、半円形の部分にあるコック、ブレーキハンドルを設置。コックとブレーキハンドルはニワの1.2mm高のハンドレールノブを利用したものです。コックの台座は旋盤から挽き出…

青梅線 1976年

1976年8月に中学鉄研の友人と青梅線に出かけました。まだED16が元気に走ってます。特快も101系。普通電車は73系の4両貫通編成が中心になってますが、写真をみていたら、原形クモハ73の入った2両編成を組み合わせた4両編成もまだ健在でした。4両貫通編成はす…

機関支区

機関支区の入庫線に沿って、油倉庫、燃料班詰所、給炭台があり、出庫線には、乗務員休憩所、風呂場、事務所があります。 これらの建物は、おそらく昭和初期の鉄道省の設計なのでしょうが、当時の一般的な建物と比較して窓が大きく明朗な感じがします。 休憩…

1Cタンク機関車

天賞堂のCタンクを改造した1Cタンク機関車です。古いTMSのなかおゆたか氏の記事に基づいて車体幅を縮小し、8.5㎜径の小さい先輪をつけました。前部パイロットは真鍮で作成、動輪はカワイの15.5mmに換装、ギアはだるまやに交換、モーターはサガミの12㎜径で…

ダルマ

錘付き手動転轍機は、確か「ダルマ」と呼ばれていたと思います。エコーモデルがいい製品をだしていて、当鉄道でも客貨車区や貨物側線で使ってます。設置して問題になったのは、梃部分が薄いホワイトメタルであるため、線路を磨く際など、手やものにぶつかっ…

9600 高萩にて 1970年3月22日

1970年3月、水戸鉄道管理局で蒸気機関車のお別れ運転が行われました。水戸と高萩の間を8620(8630)とD51の重連が客車列車を往復運転するという趣向でした。従弟に誘われ、この列車に乗車。高萩にて、この9600を撮影できました。 9600はボイラーが太く、KKCの…

9040型(7)

相変わらずのカメさんですが、給水口の蓋に蝶番と取っ手をつけました。それから後部ライト受けも設置。 蝶番は0.2mm真鍮板にリベットを打ってから、先端部分を0.3㎜洋白線をなぞるようにピンセットで曲げ、その凹部に洋白線を半田付け。そうして作った部品を…

950型

I塚さんにいただいたお手製の950型です。ロッドを中心に更新修繕させていただき、モーターはマシマの12㎜、ギアは珊瑚のA8用に変更しました。 久しぶりに運転しましたが、まずまずの走りでほっ。 スピーカーは、かつてのポケベル用の部品です。 youtu.be

9750型

当鉄道には勾配がないものの、このような勾配用機関車が配置されてます。カツミが確か1980年代に作った完成品で、ヘッドライトの点灯化、バックプレートの設置、モーター交換(N沢さんのお世話になりました)など多少の更新工事を行っています。 レイアウト…

8550形の牽引する小貨物列車

8550型は、当鉄道にぴったりの機関車です。大きすぎず、小さすぎず、実に使い勝手がよろしい。これを作って雑誌に記事を投稿したことがきっかけで、KKC(古典機関車、地方鉄道、軽便鉄道を愛する模型グループ)に声をかけていただいたことも、思い出深いもの…

客貨車支区

昨年から今年にかけてレイアウトの小物を設置してきました。 客貨車支区については、雨樋、煙突、自転車、ドラム缶の防火用水、バケツ、植え込みです。後、看板をかけるといいなと、思いつつ、なかなか看板づくりに進まないまま半年くらいたってしまいました…

飯田線 1970年8月

1970年、大阪万博の年です。父が万博に連れて行ってくれることになりました。すでに、電車ファンになっていたので、大阪に直接行くのではなく、中央線の辰野から飯田線の駒ケ根まで往復し、それから長野に行き、長野発大阪行きの列車で大阪に行くことを提案…

RS3とNW2

久しぶりにレイアウトでDCC運転を試してみました。 実は、以前、電車や電気機関車をすべてDCCにする計画をたてたのですが、蒸機がPFM方式なので、混在による扱いが煩わしく、結局、いったん取り付けたデコーダーを撤去しています。 ということで、小生のとこ…

五日市線 クハ16 ED16

1971年3月五日市線の多摩川鉄橋に行きました。電動車は20m化が進んでますが、クハは17m車が残っていて、クモハ73とクハ16が編成を組んでいました。 写真が下手なので、よく見えませんが、下の写真のクハ16は001で、正面の雨どいが直線で、運航票の窓の関係で…

9040型(6)

天気がいいので、生地完成したオハニ61の塗装をしようと思い、石鹸で磨いたら、荷物室の取っ手が流されてしまいました。またおバカをやってしまいました。 気をとりなおして9040を続けます。ボギー台車の鎖掛けとステップをつけました。ステップは0.3mm厚の…

青梅線のクモハ40、クハ55 1970年

1970年、鉄研の友人と青梅に行きました。17m車がほぼ駆逐され、20m車の時代になったところです。しかし、車両編成はクモハとクハの2両編成の組み合わせで、中間車はなく、17m車時代と変わっていません。 クモハ40とクハ55は17m車時代からのものですが、新し…

9040型(5)

su 9040型は製作を再開して1か月ですが、諸般の事情で進み方はカメさんです。テンダー下回りでカプラー解放梃とテールライト掛けを設置し、上回りについては給水口を取り付けました。 ボギー台車についている鎖をかけるためのフックは、0.9mm幅の帯板を曲げ…

チラ1

工作の進展があまりに遅いので、本日も2年前に作った貨車の話でお茶を濁します。チラ1というかわいい無蓋車です。これも、H御大の古いTMSの記事を参考に作りました。上板は、1mm厚の航空べニアです。腕がないので、ステーク受けにリベットがないのが残念な…