モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9046 (11)

近藤一郎氏の『ボールドウィンの中・小型機関車完結編』にちゃんと80分の1の図面があることに気づき、ドームの寸法を確認したら、自分の作ったものは、ちょっと小さいことがわかりました。 どうにも気になるので、思い切って1週間かけて作ったドームをほか…

9046 (10)

スチームドームとボイラーとのすり合わせのため、ボイラー径の17㎜の丸棒を削り出しました。径18㎜の丸棒を適当な長さに切り出すのが一苦労です。18㎜径から17㎜径にするのは、旋盤の練習になります。 次にサンドドームを作るため、ボイラーにあたる部分をフ…

9046 (9)

あまりいじくっていると、削りすぎてしまいそうなので、ここらで旋盤からとりだしました。半田ごてをあててヤトイの6㎜丸棒を抜き取り、それに2㎜ネジを切った上、4㎜厚に輪切りにします。そうしてできた輪切りをドームに押し込んで、一応の完成としました。…

9046 (8)

ヤスリを当ててドリルレースの作業です。ヤスリは手前にある台に片側を乗せ、反対側をドームに当てるようにします。平ヤスリや丸ヤスリで形を作っていくのですが、どこまで感じが出せるでしょうか。 同じような写真が続いて恐縮ですが、諸般の事情により歩み…

9046 (7)

ボイラーにあたる側に6㎜ドリルで穴をあけ、そこに直径6㎜の丸棒を突っ込んで半田付けしました。その丸棒を旋盤に咥え、ドームの高さに切断します。 ここで、かなりフレが出ることに気づきました。考えてみれば当たり前で、そうであれば、丸棒は最初から正確…

9046 (6)

ドームのボイラーにあたる部分を旋盤のミリング・アタッチメントで削ります。カッターのホルダーおよびカッターは以前N村さんに作っていただいたものです。ボイラー径が17㎜なので、半径6mmのホルダーから2.5㎜刃が出っ張るようにしました。 直径11.5㎜に削…

9046 (5)

ドームが気になりだし、丸棒を削ってみました。まず、16㎜の長い棒を苦労して切断、その上で、11.5㎜径に削りました。旋盤はずいぶん前に手に入れたのですが、ほとんど修行していないので、超素人です。

9046 (4)

連休ですが諸般の事情でほとんど何もできません。小生にとって、絵をかくのは難しいです。ドーム、特にサンドドームはもう少し太くした方がいいかも。 この機関車がいいのは、テンダーがゆったりしていることでしょうか。

9046 (3)

だいたいの形をつかむため、いただいた資料をもとに一部フリーハンドを含む簡単なスケッチをしています(図面というのはちょっとおこがましいから)。模型としての制約もあるため、いろいろ悩みながらの作業ですが、TMSに発表された平野氏の9030の図面などを…

9046 (4)

ED17 27が形になると、ED17 7もやりたいなあと思います。しかし、ここでED17 7を始めてしまうと、所属クラブの来年の展示会に間に合うの?となります。 ということで、気持ちを入れ替えて9046を進めることにしました。まずは、テンダーから工作しようと思い…

カツミのC12 (10)

N村さんから、オイルポンプのすぐ近くにある、オイルの分配装置?のロストをいただきました。せっかくなので、未塗装完成としたC12に設置したところ、ちょっぴり細密感が高まったかも。 ED17 27もウエイトを3㎜ネジで固定し、ほぼ未塗装完成となりました。レ…

ED17 27 (25)

ウエイトを作りました。古い積み木を土台にし、その上に真鍮板をネジ止めして底にしました。伝道軸の部分は角材を切り出し、2段に重ねたうえで削り出し、接着します。外側はボール紙と真鍮板とし、ボール紙は取り替えて2種類の長さに対応できるようにしまし…

ED17 27 (24)

ブレーキホースもつけました。あとはウエイトです。前面の右側のステップは、仙山線にいってからついたようで、中央線で活躍した時代にはなかったようですので、ありがたいことに省略できます。 排障器をつけてないのが、ちょっと気がかりです。

ED17 27 (23)

解放梃子受けは、0.3㎜板に0.5㎜穴を3か所あけ、1㎜幅に切り出します。した二つの穴が取り付け用ボルトのためのもので、本当は0.3㎜くらいがいいのでしょうが、ドリルの折り込みが怖いので0.5㎜としました。 梃子を0.3㎜洋白線で作り、梃子受けをこれに通し…

ED17 27 (22)

アングルの組み合わせで作成した車体側ボルスターの奥に0.7㎜板を台形に切り出したものを張り付けました。このあたり、実物の構造がよくわかりません。 避雷器は探しに行く間もなくN村さんに送っていただき、さっそく取り付け。ついでにパンタもつけてみまし…

ED17 27 (21)

前回の部品を4つ輪切りして、ボルスターにします。だいたいの長さに切り出し、床板からはみ出すようにしたうえで、現物合わせで余分な部分を切り捨てます。そのうえで、内側にすぼむような形ですから、斜めにやすり掛けしました。

ED17 27 (20)

車体側のボルスターは、TMSの西村氏の記事のとおり、アングルを組み合わせて作ります。記事では液状ハンダとバーナーで組み立てられていますが、今回は通常の半田付けで対応しました。同氏には今回の製作にあたり、いろいろご支援をいただいており、感謝して…

ED17 27 (19)

いつ購入したか全く覚えていない珊瑚製の汽笛があります。割ピンにハンダづけし、車体には0.7㎜の穴をあけて差し込み増す。これは、塗装後に接着するのがいいですね。 挽物のパーツは肌がきれいで好ましいのですが、最近はこうしたパーツが減ってます。自分…

ED17 27  (18)

ジスコン棒のジスコンというのは、多分Disconnectのことでしょう。子供のころ西国立のホームから立川機関区を眺めていたら、機関区員がED16のパンタをジスコン棒で下げるのを見た覚えがあります。 機関車の片側にだけあるものです。本機では、0.8㎜のパイプ…

ED17 27  (17)

端梁を取り付けて組み立てました。カプラーはKD8を利用するつもりで、取付位置を線路上11.1mmとした、はずでした。しかし、KD8をつけると位置が低すぎます。しかたなく、手持ちのKD37をとりつけてしのぐことにしました。

ED17 27 (16)

台車の両端の端梁ですが、まず、台車側に0.5㎜板をBenderで直角に曲げた板を半田付けします。車体内側は、端梁の外側からネジ止めすることを前提にしました。 前部はアダチのED17に倣って、台車の下側からネジ止めすることを前提に台車側に取り付け座をつけ…

ED17 27 (15)

床板にMPのギアが通る穴をあけ、また、カツミのボルスター(MP用)を取り付けるための3㎜穴もあけました。 床板の取り付けを検討したところ、元々ついていた両端の1.5㎜板を3㎜ほど延長する必要ができ、継ぎ足したのですが、本当は作り直した方がよかったか…

ED17 27 (14)

台車に枕梁を設置するため、元々の枕梁の内側に6㎜幅の0.8㎜板をL字型に曲げて半田付けし、その後、元々の枕梁の上部を切断しました。L字の新しい枕梁上部にネジを切り、すでに切り出してあった1㎜厚の左右を結ぶ板をネジ止めします。 L字型に曲げるにあたっ…

ED17 7 身延線

ED17 7は、ED17の変形機で、通常のものとはサイドのベンチレーターが異なっています。 以前にもご紹介したかもしれませんが、1971年3月に中学鉄研の仲間と身延線にくりだし、実機に遭遇しました。運転席横のドアが埋められてしあっているのは誠に残念でした…

ED17 27 (13)

台車がだいぶできてきたので、前後の端梁と台車枕梁をきりだしました。前者は0.5㎜板、後者は1.0㎜板です。端梁の幅はアダチのED17に準じて27㎜としてみました。台車の外側の幅は、かつてMP改造をしたED61と同じく25㎜にしようと考えています。 カプラーの取…

ED17 27 (12)

車体内側の砂箱を設置しました。パーツはひかり模型ではなく、日本Precision Scaleでした。パーツには0.7㎜の足がついていますので、台車に0.7㎜穴をあけてそこに差し込んで半田付けします。 同じメーカーの砂撒管元栓もつけました。砂箱には元栓の取り付け…

ED17 27 (11)

車体内側の砂箱はED17 27の場合、ちょっと横長の独特の形をしています。4mmX4mmの角棒があったので、ヤスリで削り出してみたのですが、ちょっと小さかったようです。失敗。ここは、車体外側と同じパーツを使うことにしようと思います。

ED17 27 (10)

前部の砂箱をつけました。左右で取り付け位置が違うのに気づかず、やり直しで時間を食いました。おバカです。

ED17 27 (9)

ブレーキ関係の続きです。大小の梃子を結ぶリンクは、0.3㎜板を曲げた端部を作り、0.4㎜真鍮線で結びます。 ブレーキシリンダーは昔のひかり模型のロストパーツです。小さい梃とブレーキシリンダーとの位置関係をやり直したりして、結構時間をかけてしまいま…

ED17 27 (8)

台車枠につくブレーキのリンク機構の続きです。リンクの土台は1.5㎜板を切り出します。芋付けはマづいだろうということで、実物に近い形で、下辺を1㎜ほど0.3㎜厚くらいまでヤスリ込み、表面を台車の表に出す形で半田付けしました。 そこに小さいリンクを1㎜…