モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

B6 空制(1)

9040型の見通しがほぼ立ったので、次なる仕掛品をとりだしました。珊瑚のB6(空制)、といっても、製品を買えなかったので、部品をバラで購入し、一部は自作して作っているものです。原形の方は、売れ残り品を入手できたので、その組み立て説明書が手元にあ…

A Tank Car

Loggingの続きです。先般ご紹介した”Railroads in the Woods”によると米国の森林鉄道ではタンカーが在籍してたそうです。これらは、トラック用の軽油を運んだり、森林火災時に消火用の水を運んだりしたそうです。積荷を降ろすために小さなスチームエンジンを…

半田ごて

愛用のはんだごてが突然熱を持たなくなったので、ヒーターを取り替えようと思ったら、買い置きを切らしていました。何年も使って御覧の通り、ヒーター覆い部分がだいぶ錆びてしまったので、思い切って買い換えました。石崎電機(Sure)の100wです。購入品のこ…

A Vulcan Duplex

Logging 機関車の最後はVulcan Duplexです。United合同が製造しPFMのブランドで販売されたようです。これも1980年台初めころ天賞堂で指をくわえて見た覚えがあります。 模型は、通常の2シリンダーを2組そなえた機関車ですが、実物はギアードロコだったよう…

キャンベルのキット

Loggingの機関車を集めていたころ、将来はレイアウトという夢がありましたので、ストラクチャーキットも仕入れました。といっても、給水塔と給油台だけですが。 給水塔の方は少し手を付けていて、長期仕掛品になっています。給炭台ではなく給油台になったの…

PFMのカタログ

米国におけるブラスモデルの輸入元であるPFMのカタログです。どうしてこんなものを持っているかというと、20年前にLogging関係の機関車を集めたとき、MRに広告をだしていたコネチカットのThe Cabooseという模型屋さんから何度か購入したことがありました。そ…

9040型 (60)

エンジン側も配線を行って試運転です。というと簡単に聞こえますが、いつもの通り、PFMの接点で難儀しました。接点を燐青銅板にしたり、線にしたり、また板に戻したりといったことを繰り返し、かつ、渡り線におけるテンダーの脱線原因を究明したり、と多くの…

9040型 (59)

テンダーにPFMのスピーカーを置き、サウンド関係の配線を行いました。このスピーカーも20年物ですが、非常に大きな音を出してくれます。 コイルやチップコンデンサー、無極性コンデンサーは故T木さんに購入していただいたものです。お彼岸。彼がいなくなって…

A Climax

Unitedのクライマックスです。やはり、20年前の工作ができなかった時期のコレクションです。 この機関車は、1980年代初めのころ、銀座の天賞堂で指をくわえて見た覚えがあります。その時、いいなあ、と思いつつ、今一つ気分が乗らなかったのはなぜかと考えて…

Railroads in the Woods

Loggingシリーズもおしまいに近づきつつあるのですが、機関車を集めていたころ購入した書籍にこの”Railroads in the Woods"がありました。森林鉄道の初期の機関車から各種設備、ロッド式機関車などまで網羅しています。日本から輸出されたブラスモデルのプロ…

950型

この950型は、9040型をおそらく日本で最初に模型化された飯塚剛寿氏の作られたものです。小生が下回りロッド類を更新、ギアボックスを珊瑚のA8のものに交換、PFMサウンドの設置といった追加工作をさせていただきました。 ナハ22000系客車を2両けん引して快速…

A Pacific Coast Shay (Three Truck)

これも20年前のLoggingシリーズの1台で、Unitedの3台車のシェイです。テンダーの台車の極性を変えているため、角型シャフトを絶縁する必要があり、そのために、角棒に薄いシートを貼るように、ということで、シートの小片が付属しています。 しかし、試運転…

9040型 (58)

ブレーキシューをつくるのが何となくおっくうでしたが、意を決して中村さんの8550の記事(TMS)に従って作ってみました。1㎜厚の快削真鍮板を切り出し、成形のうえ、冶具にはめて段をつけます。快削真鍮板のせいか、以前ほど苦労しないで何とかなりました。 …

9040型 (57)

フロントデッキ上の先輪イコライザー支点(ダミー)の位置を0.5mm後方にずらそうと鏝をあてたところ、あろうことかデッキ前端が脱落。これを復旧し、台枠にピンを立てて簡単には落ちないようにしました。また、排障器がすぐにまがってしまうので、洋白の小片…

9040型 (56)

キャブ下にとりかかりました。ブレーキシリンダーは、何年か前に一度だけ行った蒲田の模型ショーで仕入れた小型の挽き物です。キャブが低いため、シリンダーの丈を縮めています。梃子の長さは最初に作ったものがやや短いようだったので、作り直しました。空…

A Baby Shay

Logging Engineのコレクションの続きです。これは、18tのClassAというシェイです。ブランドはNWSLですが日本製、日本のメーカーはわかりません。Loggingというより、道路等の工事現場で利用されたみたいです。 20年前、ほとんど工作のできない期間が数年間あ…

9040型 (55)

諸般の事情で工作できなかったので、既製品の9200とツーショット。大コン、小コンとくると、新コン、偽コンと行きたくなるわけです。

9040型 (54)

前と後ろにエアホースを取り付けました。ここまでくると、偽コンも作りたくなります。でも、とにかくこれを仕上げねば。。。。

9040型 (53)

何とか古いタイプの汽笛を見つけて、交換しました。作用棒は本来下向きのようですが、上向きのもので我慢です。引き棒は0.2mmの真鍮線です。 キャブの側板と屋根の間がどうしても隙間ができてしまうので、屋根に裏打ちして光が漏れないようにしました。

9040型 (52)

カプラー開放てこを付けました。梃子受けは0.3mm洋白板で作成したものです。 参考にした模型設計図がフロントデッキの高さを実物より高めにしていたので、カプラーは普通に設置できよかったです。実物に忠実な高さの場合、カプラーの部分だけ中央部をせり上…

9040型 (51)

前部の排障器を設置しました。0.3mmの洋白板で、上部だけアングル状にして、0.4mm線を植え込みました。 空制化後の9040の写真を見ると、排障器以外のステップや握り棒はありません。一方、昭和10年ころの釧路の9041、9045には、それらがついています。9040の…

9040型 (50)

機炭間の渡り板を付けました。これは、お師匠様から必ずつけるよう指導を受けたものです。前回6750でばねをつけなかったために走らせていると上を向いてしまう問題がおきましたので、今回はばねを入れました。珊瑚模型で分けてもらった0.2mm燐青銅線を0.4mm…

9040型 (49)

煙室からフロントデッキに伸びる支え棒を付けました。0.7mm線です。根本は所属クラブの頒布品、岡山の名人作のロストです。 この工作をしている時に、煙室扉が机の下に落下。貴重なニワの煙室ハンドルが行方不明となり、別のものをつけています。また、おバ…

9040型 (48)

煙室扉にヒンジを取り付けました。0.2㎜板にリベットを打って帯状に切り出し、蝶番のところは丸めました。その下に福原の割ピン(0.4mm線用)を置き、0.4㎜線を通しました。実際には、各番号ごとにこのあたりの造作は違っていたようです。 煙室扉ハンドルは…

A Heisler

シェイの次はUnited(合同)のハイスラーです。これは、ささやかなコレクションを開始するよりもずっと前の1984年にいまはなきコロラドのCaboose Hobbiesの店頭で求めたものです。値$250.安いと思われるかもしれませんが、当時の円レートは250円程度で、安…

A Shay

森林鉄道コレクションの続きです。United(合同)の標準的なシェイです。これでも確か60tだったので軸重15tと日本の幹線用機関車並みです。米国はよっぼど地盤が固い、というか日本の地盤、路盤がやわだったということかと思います。 モーターを棒型からカン…

A Logging Mikado (T)

米国の森林鉄道に興味を持っていたころのささやかなコレクションのひとつです。動輪はトビーのものと同じようですが、メーカーはわかりません。購入した時ヘッドライトが1.5v球で点灯するようになっていました。再び点灯するよう改造したいものです。灯りが…

9040型 (47)

ヘッドライト取り付け用の腕と空気分配弁をつけました。間違い探しみたいですね。分配弁は近代型で少し大きすぎるようです。

9040型 (46)

コンプレッサーからの空気放熱管を設置しました。波板状の留め金はいさみやの製品です。

9040型 (45)

昨日の右側の傾きの原因の大きなものは、イコライザーでした。精度が悪いため、台枠が傾きキャブが左に傾いたようです。定盤の上に下回りを置き、イコライザーを上から押さえることで何とかキャブの高さは下がりました。しかし、写真をとると、まだキャブが…