モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

客車

小高のスロハ32 (9)

天賞堂 珊瑚の挽き物を見ていると、高級品に思えてきて、このスロハには似合わないとの結論に。そこで、電池箱と水タンク以外は、以前天賞堂のスハニ35の中古品を軽量化改造した際に余った床下機器をつかうことにしました。 天賞堂のシールが余っていますの…

小高のスロハ32 (8)

床下器具セット スロハの床下機器ですが、ありあわせで済まそうとパーツ箱をあさっていたら、珊瑚のセットが出てきました。発電機やエアタンクが挽き物というところが気に入ります。最近は挽き物パーツがほとんどないですね。発電機などプーリーがちゃんと表…

小高のスロハ32 (7)

雨樋の取り付け 縦樋を取り付けてから、いさみやの0.2㎜厚の方眼紙から1㎜幅の帯を切り出し、2段雨樋の上部としました。縦樋の部分はこの帯板を巻き込むようにしました。サーフェーサースプレーがなくなったので、買いに出かけなければなりません。

小高のスロハ32 (6)

縦樋 妻の縦樋は0.7㎜真鍮線で3か所に割ピンをつけました。本来なら割ピンを差し込む孔をあけたいところですが、穴をあけるとドア側に飛び出てしまいます。そこで、割ピンを根元から切断し、瞬間接着剤でとめることにしました。ただ、瞬間接着剤は経年変化が…

小高のスロハ32 (5)

シル・ヘッダー シル、ヘッダー、雨どいはキットのプレスボード部品は厚みが大きかったり、太すぎたりで適切ではないようです。いさみやの0.3㎜厚車両用方眼紙から、それぞれ1.3㎜幅、1㎜幅、1.8㎜幅の帯を切り出してボンドで取り付けました。雨樋は真鍮線で…

小高のスロハ32 (4)

屋根の取り付け 木製屋根を取り付け、サーフェーサーを何度か筆塗りし、耐水ペーパーでみがいたうえ、サーフェーサーを吹き付けました(スプレー)。 下回りは、従兄がクハ16用に用意した天賞堂のTR23です。非常に転がりがよい台車で、この辺りは60年代の方…

小高のスロハ32 (3)

ドア等の取り付け たのしい鉄道模型 化粧室の中仕切り、ドア、妻板をつけました。屋根板はちょっと長さが不足するようですが、パテでなんとかなりそうです。 こうして組み立てていると、子どものころに戻った感じがしてきます。もっとも、腕が上がらず、成長…

小高のスロハ32 (2)

組み立て開始 ペーパー車体の製作を一気にやってしまおうと、キハ82に続きスロハ32も着工しました。しかし、その途端、いろいろへまをしでかし、先が思いやられます。ペーパーはやり直しが難しいので、自分のような不器用でおっちょこちょいには不向きだと再…

小高のスロハ32 (1)

スロハ32 従兄の遺品の中に、新品の小高スロハ32のキットがありました。先に半完成品を仕上げたオハ35系2両、オハ61系2両が好調で、軽量なペーパー製客車を大いに見直しました。したがって、このスロハも完成させたいと思います。

マヌ34 初期型原形

マヌ34 初期型原形 当鉄道にはマヌ34が2両あります。1両は2年くらい前にワールド工芸のキットを組んだもの。そして、もう1両、もっと以前にモアのキット(初期型原形)を組み立てました。 このキットには忘れられない思い出があります。ある時、亡くなったT…

ナハフ10 (10)

幌つりは真鍮線で作ろうと思てっていたのですが、ネットサーフィンでロストの製品があることを知り、取り付けてみました。まあ、最後部だけちょっと贅沢をしましょう。 テールライトもLEDで用意しました。これでようやく生地完成。塗装は少し涼しくなってか…

ナハフ10 (9)

室内灯などを取り付ける際、カツミ・日光方式のボルスターを使う場合は、通常、床上に出たセンターピンにラグをビスで締め付けます。しかし、この方式は集電不良をおこす確率が非常に高いものです。台車のセンターピン穴とセンターピンの接触が十分担保され…

ナハフ10 (8)

票差しを取り付け(結構時間がかかりました)、椅子を設置してみました。ここまでで重量がすでに225g。ソフトメタルのベンチレーターをのせると230gになりそうです。せめて200g程度におさまるとよかったのですが、しかたありません。

ナハフ10 (7)

久しぶりに工作台に向かいました。9046をやりたいところですが、ナハフ10を忘れてはいけません。仕掛品在庫を減らすというのは、トヨタ式生産方式の神髄、お師匠様のところにも仕掛品は常に一つしかないようでした。 カプラーはもともとの取付穴はKD8に合う…

ナハフ10 (6)

ナハフ10を続けます。まず、仕切り板を真鍮板で作り、3枚設置。重量を考えると、プラか紙の方がよかったかもしれません。車掌室側の妻にはステップがつくので、0.3㎜線でいくつか設置しました。窓の横の極めて狭い幅の分は省略。 床下関係では、列車の端につ…

カツミの古典客車(10)

厳しい暑さの中、久しぶりに塗装作業を行い、カツミの古典荷物車を完成させました。下回り黒、車体はブドウ1号とブドウ2号のミックス、屋根はいさみやの屋根色です。 既存の珊瑚2軸客車と比較すると一回り小ぶりです。

ナハフ10 (6)

室内灯はエンドウの導光板に亡くなったT木さんに作っていただいたLEDを装着しようと考えています。エンドウの製品はLED版の価格が高いため、やすい電球版を求め、電球のかわりに、このLEDを入れるというスタイルです。ケチですね。 ナハフ10は登場時蛍光灯で…

ナハフ10 (5)

座席は昔ながらのカツミのクロスシートを使います。これまた、昔ながらに、端の席を作るため、4つほど半分に切り取らなければなりません。 アルミ板(0.7mm厚)を12mm幅に切り出し、座席をゴム系接着剤で装着する予定です。 昔の3等車は座席が緑だったような…

ナハフ10(4)

床下器具をアルミ板にとりつけます。まだ着手していませんが、ナハ10が2両あり、これらはナハフと組む予定なので、2両分余計に作ります。床下器具の量産です。さらに、ナロ10も2両あるので、アルミの台だけ切り出しておきました。 それにしても、トレーラー…

ナハフ10(3)

並べてみると、TOMIXの10系客車は車体のすそが0.5㎜くらい高いようです。全体の印象はそれほど悪くないのですが、こうして写真をとると、ちょっと気になります。

TOMIXのナハフ10

TOMIXのナハフ10です。椅子を緑色に塗って、室内灯を設置しました。ナハ10が4両、ナハフが2両で合計6両あります。 10系客車は星さんがスイスでの留学経験をもとに設計されただけあって、洗練されたデザインだと感じています。自分の世代だと、昔の天賞堂の製…

ナハフ10(2)

軽量客車の床下器具はエコーからいい製品が出てますが、残念ながらソフトメタル製で重量級です。所属クラブのN沢さんがプラでいくつかの部品を作ってくださったので、それをアルミ板に接着しました。 現状で車両重量は170g。今後、椅子やら室内灯やらをつけ…

カツミの古典客車(8)

屋根を取り付け、カプラー台を作り、ハンドブレーキのつなぎ器具を取り付け、ほぼ形になりました。客車改造貨車はやめて、客車としてしあげようと気が変わりました。 ところで、KDの組み立てについて、接着剤を使わず半田ごてを軽く当てて溶解するのがいいと…

カツミの古典客車(7)

床板取付用の梁を1.0㎜板から切り出し、車体内側にすそから0.5㎜上げてとりつけました。牛歩の工作ですね。 既存の2軸客車の横においてみるとこんな感じです。

カツミの古典客車(6)

軸受けを1.4㎜ビスで床板に固定しました。これで、全体の雰囲気が見えてきました。台枠の厚みが大きすぎるようですが、このまま進めます。荷物室のドアはもう少し高さがあり、レールは車体よりも下にくるのですが、原設計ではレールが車体のすそに来るため、…

カツミの古典客車(5)

リベットを打った板を帯状に切り出した上、0.4㎜厚板で裏打ちし、床板に垂直に半田付けしました。軸受けに十分な幅だと思ったのですが、仮においてみると、狭すぎて車輪が回りません。そこで、軸受けのばねから上を粗いヤスリでひたすらやすり軸受け間の幅を…

カツミの古典客車(4)

妻のランプかけをつけました。次に、0.5㎜板で床板を切り出します。大きさは26㎜X78mmです。軸受けは、オリジナルのカツミ製を廃し、古い珊瑚のドロップ製にするつもりですが、ホイールベースを決めなければなりません。 手持ちの貨車形式図集で全長が似てい…

カツミの古典客車(3)

諸般の事情であまり工作できません。手すりとドアの取っ手をつけました。0.4㎜真鍮線です。

カツミの古典客車(2)

貨物室ドアのレール、ハンドブレーキの覆いなどを取り付け、端梁の裏打ち(1.0mm板)などを行い、車体を箱型に組みました。 ハンドブレーキは9mmの丸棒を削り出し、成形したものです。ここまでくると、やる気になります。これも最初の例にならって貨物の車掌…

カツミの古典客車

カツミはその昔、1号機関車とそれに牽引される客車を販売していました。学生時代のことですが、その客車のジャンク品が府中の朝倉模型にあり、分けていただいた次第です。その後長い眠りついたのですが、約40年後、1両(下等車?)を二重屋根にし、客車改造…