偏芯カムを包み込む部品を2mm厚の板から切り出しました。偏芯カムの入る反対側には1.2mmの穴をあけておきます。0.3mmの帯板を2mm幅に切り出し偏芯カムの押さえとしました。止めビスは1mmです。
9040型 (16)
そういえば、4030型を作ったとき、写真を撮ったことを思い出しました。偏芯カムはこのように作ればいいのですね。意外に難しい工作ではなく、出来上がると、走行する姿が楽しいことがわかったので、今回9040型にも採用しよう、という魂胆なわけです。
9040型 (15)
ようやくエンジン部分の工作の再開です。まずは、ピストンロッドを作動させるための偏芯カムを作りました。6mmの真鍮棒に0.6mmの板をかませて旋盤に銜えさせ、3mmの穴をあけ、2mmの厚さで突っ切りました。
4030型の時には目分量で穴をあけた覚えがあります。
ピストンロッドの作動は4030型の際に初めて経験した工作なのですが、すっかり忘れていて、これから資料を探しながら作っていかなければなりません。
ワム3500 (3)
ワム3500の3両目は、鉄道ホビダスというブランドの側板がロスト一体となったキットを組み立てたものです。
これが、一番簡単でしたが、問題は結構重いことです。天賞堂のワム50000改造が80g、Lazy Jackが83gに対して、これは111gもあります。ペーパー客車より重いので、模型としては使い勝手があまりよろしくない、ということになります。
ワム3500 (2)
3両あるうちのもう一両のワム3500は、Lazy Jackのキットを組み立てたもので、これが一番古いものです。このキットにより、洋白エッチングは腰が強くて便利なことが理解できました。
それにしても、細密かつ繊細なキットで、小生の工作力ではちょっと無理筋でした。ドアの開閉をあきらめるのは当然ですが、下回りは完全に降参して、エコーの軸受けでごまかしてしまった次第です。
9040型 (14)
何とかテンダーの上下留め金を設置しました。あとは、空気管のホースくらいでしょうか。ようやくエンジンに進むことができそうです。
9040型 (13)
テンダーの上回りと下回りをつなぐ留め金を何とかしないと、進めません。
一応、1㎜厚の板からL字型の部品を6個切り出したのですが、これに、穴あけというところで、こんなことやっていてもどうせうまくいかないだろうと、直観。
思い余って、関西にいらっしゃる模型の神様にお電話。すると、0.3mmの真鍮板にリベットを打ってから大き目に切り出し、曲げに当たってはヤゲン台状のものを作り、刃を殺したナイフのようなもので押すこと、とのご託宣をいただきました。
早速、工作してみたら、下手ながら、何とか部品を作ることができました。持つべきものはお師匠様です。