モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

ED17 27 (15)

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 床板にMPのギアが通る穴をあけ、また、カツミのボルスター(MP用)を取り付けるための3㎜穴もあけました。

 床板の取り付けを検討したところ、元々ついていた両端の1.5㎜板を3㎜ほど延長する必要ができ、継ぎ足したのですが、本当は作り直した方がよかったかもしれません。つぎ足した部分にネジ穴をあけるのですが、2㎜ネジではちょっと心配で1.4㎜ネジ穴とした次第です。

 ともかく、これでようやく台車にった姿を見ることができるようになりました。

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ED17 27 (14)

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 台車に枕梁を設置するため、元々の枕梁の内側に6㎜幅の0.8㎜板をL字型に曲げて半田付けし、その後、元々の枕梁の上部を切断しました。L字の新しい枕梁上部にネジを切り、すでに切り出してあった1㎜厚の左右を結ぶ板をネジ止めします。

 L字型に曲げるにあたって、所属クラブのD氏のお世話になって購入したNWSLのBenderを利用しました。

 この横板の長さは、少し縮めて19mmです。台車内側の幅は21㎜です。

ED17 7 身延線

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 ED17 7は、ED17の変形機で、通常のものとはサイドのベンチレーターが異なっています。

 以前にもご紹介したかもしれませんが、1971年3月に中学鉄研の仲間と身延線にくりだし、実機に遭遇しました。運転席横のドアが埋められてしあっているのは誠に残念でしたが、それでも有名な機関車に出会えてよかったです。

 当時の身延線は結構貨物列車が多かったと記憶しています。同線におけるED17の最後の活躍時期で、下のとおり、一部はEF10 に置き換わっていました。

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ED17 27 (13)

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 台車がだいぶできてきたので、前後の端梁と台車枕梁をきりだしました。前者は0.5㎜板、後者は1.0㎜板です。端梁の幅はアダチのED17に準じて27㎜としてみました。台車の外側の幅は、かつてMP改造をしたED61と同じく25㎜にしようと考えています。

 カプラーの取り付け位置、枕梁の取り付け方法などを検討していく必要があります。

ED17 27 (12)

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  車体内側の砂箱を設置しました。パーツはひかり模型ではなく、日本Precision Scaleでした。パーツには0.7㎜の足がついていますので、台車に0.7㎜穴をあけてそこに差し込んで半田付けします。

 同じメーカーの砂撒管元栓もつけました。砂箱には元栓の取り付け位置に目印がありますので、取付前に0.6㎜のドリルで穴をあけておき、砂箱設置後に元栓を半田付けしました。

ED17 27 (11)

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 車体内側の砂箱はED17 27の場合、ちょっと横長の独特の形をしています。4mmX4mmの角棒があったので、ヤスリで削り出してみたのですが、ちょっと小さかったようです。失敗。ここは、車体外側と同じパーツを使うことにしようと思います。