モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

コロラド鉄道博物館 (10)

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 ゴールデンにはCoorsのビール工場があり、鉄道博物館にはビール貨車が保存されていました。模型でもモデルダイキャスティングのキットがありました(今でもあるんですかね)。模型は、台車をケーディーにし、トラス棒にはプラのターンバックルをつけています。 

 このように車体を看板にするのは、確か戦前に禁止されたと記憶しています。また、アーチバー台車も禁止されました。そのせいか、保存車はベッテンの台車をはいています。

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 テンダーの上回りと下回りを連結する金具は、お師匠さんに教えていただいた手法で作ります。0.3㎜板にリベットを打ち、切り出してから、直角の溝を掘った板の上に置き、上からカッターで押さえて曲げます。曲げた後、上下を切断して大きさと形を整えるわけです。

 前部に2か所、後部に4か所設置しました。

コロラド鉄道博物館 (8)

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 ナローの客車です。オープンデッキのパーラーカーと思しきものと一般客車。日本では、山陽鉄道や有名なテユ1を除けば、こうしたアメリカンタイプのオープンデッキ客車はほとんどなかったのではないでしょうか。

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 ドローバーピンを作りました。6㎜の丸棒を2㎜まで切削し、2㎜ネジを切ります。1㎜厚程度のストッパーを作り、それから刃を突っ切りに替えてまた直径2㎜のピン部分を作りました。

 最初、3㎜の丸棒から削ろうとしたのですが、曲がってしまって失敗。6㎜丸棒からの切削に変更しました。6㎜丸棒でも、ストッパーを作った後反転して切削すると、刃物に負けて曲がってしまいます。このため、初めて、突っ切りで削る作業となりました。少しずつ刃を進めていくと何とかなることが分かった次第です。

 簡単な部品でも、自分の場合、失敗しながらなので、結構時間がかかります。

コロラド鉄道博物館 (6)

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  ナローのコンソリについては、あと2枚写真を撮っていました。コンプレッサーが単式のものが2台というのが、日本にはなかったので珍しいと感じます。テンダーの後部、台枠の上が木造であるのも面白いです。当時は、そうしたところに気づきませんでした。記録写真はたくさん撮っておくべきですね。Goldenにはなかなか行けません。