イコライザーを台枠に取り付けるため、旋盤でピンを作りました。台枠に入る部分は2㎜径、その後、イコライザーに合わせて3㎜径、0.6㎜の段を作り、一番内側は4.3㎜径0.8㎜厚です。イコライザーは珊瑚方式で台枠の下からはめ込むだけです。
イコライザーを取り付けるため、もともとの丸棒のスペーサーは切り取ってしまい、穴は真鍮線を埋め込んでふさぎました。
動輪には洋白製のイコライザーをかけようと思ってます。前回の9040と同様に1-2軸と3-4軸を結び4点支持にする予定です。動輪の上下動は0.5㎜位で十分だと思います。台枠の軸穴を上方に0.3㎜位あげ、動輪押さえ板の動軸以外の部分に0.2㎜板を貼れば、0.5㎜の上下動が確保できるわけです。
ところで、前回の9040も昔作った8550も動輪の軸に直接イコライザーをかけていますが、これはおそらく邪道なのでしょう。いまのところ、両方とも、きわめて好調なので問題ないのですが、将来がちょっと心配です。
というのも、古い「鉄道模型作品20題」に掲載されている中尾豊氏の2-4-2の記事によると、毎日20分から1時間、365日運転したところ2.5㎜厚のフレームの動輪の部分が上下でがたがたになったということです。
小生も運転が好きなものですから、耐久性には注意を払う必要があるわけです。