モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

9046 (142)

f:id:Mogul:20190527230509j:plain

孔ぐり

f:id:Mogul:20190527230532j:plain

円盤

 北のお師匠様のブログを参考に、17mm径の棒に13㎜径の孔ぐりをしました。この刃物を前回使ったのはいつか思い出せないほど昔です。何とかブレーキシューの素材を作ったのですが、この後穴開け、切り出しなどうまくいくかあまり自信がありません。

9046 (141)

f:id:Mogul:20190526175621j:plain

フロントデッキの工作

 キャブ屋根は後ろ妻から1㎜ビス2本でとめました。天窓も空いた状態で固定。

 次にフロントデッキ関係に進みました。まず、排障器。木製キャブ時代と戦後の姿は違うようで、戦後はデッキの外側ですが、戦前は内側だったようです。

 前面のリベット状のボルトは0.5㎜線を埋めたものです。解放梃子受けですが、左側は2㎜厚の板から削り出し、そこに切れ込みを入れて0.2㎜洋白板で梃子の通る部分を差し込んで半田付け。中央部分は1㎜厚の板から削り出しました。

 先台車のイコライザー受けは、1.5㎜パイプ、1㎜パイプ、0.5㎜線の組み合わせです。

 エアホースは珊瑚の部品で、フロントデッキ上に管(0.5㎜線)が伸びます。

 これで、車体関係は一応完成。

 あとは、いつもなかなか気分がのらないブレーキシューです。 

9046 (139)

f:id:Mogul:20190524212345j:plain

新キャブ屋根

f:id:Mogul:20190524212407j:plain

裏側

 

 キャブ屋根を作り直し始めました。後部が上がり気味だった理由は屋根ではなく、前妻の問題だったことが判明し、帯板の半田付けなどの調整をしました。その上で新たに0.4㎜板を切り出したところです。上からビス止めする方式を転換し、後妻からネジ止めすることにしました。下屋根を作った関係で裏側の止め板は2分割する必要が出てしまいました。面倒。

 

9046 (138)

f:id:Mogul:20190523211212j:plain

キャブ下

 KKC展示会では、田野倉さんの9046(戦後)を拝見し、大変勉強になりました。台枠後部はちゃんと中抜きされた上、灰箱を設置されていました。さっそく真似して灰箱を設置しました。

 また、テンダーからくる給水管を左右に設置、もう1本よくわからない管も右側につけました。ホースの接続部分を模して自作の割ピンをかませ、強度を考え、ピンの一方を台枠に半田付けしておいた次第です。

転車台係詰め所

f:id:Mogul:20190522205850j:plain

詰め所

 KKCの展示会でお会いしたN村さんから詰め所をいただいてしまいました。全金属性、羽目板は特殊な刃をつけたフライス盤で削り出したそうです。

 以前から転車台の近くにこのような詰め所が欲しいと思っていたので大喜び。早速、仮に設置しました。早く塗装したいものです。

 1960年代の雑誌「鉄道ファン」に亀山のレポートがあり、ほぼ一日中転車台が回転していると記されていました。転車台係も大忙しだったのでしょうが、時にはこんな詰め所で一服していたかもしれません。

9046 (137)

f:id:Mogul:20190521085757j:plain

リンク1

f:id:Mogul:20190521085830j:plain

リンク2

 左右の火室側面にリンクを0.5㎜線で取りつけました。火室側には、以前作っておいた台を介するようにしたのですが、あまり実感的ではありませんね。このプレート自体にもう少し厚みをつけるべきでした。