山ゲタのモハ72 850番台です。山ゲタは、もともと山ゲタだけで編成を組み、塗色もぶどう2号だったようです。昭和35年ころからトイレの関係で山ゲタと山スカを混ぜて編成をつくるようになり、したがって当初は混色編成でした。しかし、次第に山ゲタのスカ色化が進んでいきます。
しかし、余が小学生のころ、すなわち昭和40年代初め、遊び場の立川~国立間をほっつきまわっていたころ、明らかにモハで茶色の編成がまだ走っていました。モハ72 850は中央線以外にも配置されていたので、三鷹に転属してきた車両が塗り替えられないまま組み込まれていたのでしょうか。
模型はKSのバラキットをくみたてたもの。Hゴムが太すぎました。いつか塗り替えなければいけません。
ところで、北のお師匠さんが雑誌「トレイン」に金属工作の連載をはじめたそうです。これから金属工作を始める方、参考にされたらいかがでしょうか。