モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

20.5mm動輪

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 鉄研の先輩からいただいた米国型蒸機の下回りです。動輪径は20.5mm、天賞堂ブランドです。初めて手にしたとき、これは、あの久保田氏の8850の動輪だ、と思いました。

 『蒸機を作る』の記事には軸箱付きとありますが、この下回りは軸箱がなく、動軸固定ですが、形態はまさにあの名作のものです。

 8850は亡くなった父が地元の八高線でよく見たと言っていました。(父はハチハチ型と呼んでいました。)自分は欧州大陸の機関車は、どうも苦手なのですが、子供のころからの刷り込みで、8850だけは何となく身近に感じます。

 この動輪を利用して作ってみようか、と思い始めました。

 

クモハ73 原形 奇数

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 クハ79の相棒は、クモハ73の原形の奇数番です。これもカワイの車体から仕上げたもの。動力は片側台車のインサイドギアです。

 南武線の増結編成は2両のクモハ+クハで基本編成の4両の立川方に連結されていました。運用区間は川崎と稲城長沼の間でしたから、立川に近いところにいた自分にはあまりなじみがありませんでした。鉄研に入ってから、その存在を認識し、稲城長沼の留置線に行くと、何編成もの増結編成が置いてあったのを記憶しています。

 模型は将来基本編成に増結することを考えると、動力装置をインサイドギアからMPに変更する必要があります。DCCデコーダーも撤去する予定です。

 

クハ79 100番台

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 モハ63で資材不足のため無電装で出場した車です。このため、クハですが台車はモハ用のDT13で車輪も910mm径。ほとんどが偶数車だったようです。

 南武線の川崎方は奇数なので、基本編成が20m化したあとは、クハ79の比較的新しい車が入っていました。このため、子供のころの自分にはあまりなじみがありませんでした。その後、青梅線が20m車で4両貫通編成になると、こちらは偶数番のクハが必要なため、このクハ79 100番台が大量に入ってきたように記憶しています。

 模型はカワイの車体から仕上げたもので、ライトの点灯化などを行っています。そのうち、南武線の20m級4両編成を作るつもりなので、その時には、連結器をカツミのものにかえて増結用の編成にしよう、などと夢想しています。

9040型 (67)

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 ナンバープレートを付けました。これは、何年か前に所属クラブにおねだりして作ってもらったものです。ようやく日の目を見ました。

 あと、窓ガラス、機関士、石炭などを手当てしなければなりません。

9040型 (65)

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 組み立てて走るようになりました。ここに来るまで、PFMの接点の作り直し等、相当の時間をかけて調整が必要でした。それでもまだ、走りに満足がいきません。とてもスムーズとはいいがたいのです。悲しいかな、腕の悪さが出ました。

9040型 (64)

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 組み立て前の各部分の記念写真。下回りを組み立てた後車輪を転がしたら引っかかりが出てドキッ。しかし、しばらく後に動輪押さえ板がしっかり締め付けられていないことに気づき、問題解決。動輪押さえ板というのは重要ですね。