モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

モーガル競作 (17)

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アーチバー台車

 平野和幸氏の古い8150製作記事を見たら、8150のテンダー台車の形状と軸距離が7400と同じであることを発見しました。平野氏は真鍮ドロップのアーチバー台車をベースに8150のテンダー台車をつくられています。

 ちなみに8150は1890年93年製造で、7400は1896年製造ということで製造時期も近い間柄です。

 ならば、平野氏の真似をできないか。手持ちに軸距離21㎜と19㎜のアーチバー台車があります。これらをベースに加工して、ロストワックスにしてしまう構想がにわかに登場した次第。

ED56 (15)

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台車 ボツ

 この鉄道模型社のキットで一番楽しみにしていたのが台車です。軸箱が別パーツのロスト製で、台車も軸ばねを入れられるようになっていて、初めて自分で軸箱可動の電気機関車を作れると思ったからです。

 しかし、0.3㎜厚のペラペラの板を貼り合わせた台車に軸箱を入れてみたら、がたがたで使い物になりません。ということは、台車の自作を余儀なくされることとなった訳です。つらいですねぇ。

 

ED56 (14)

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反対側のデッキ、ヘッドライト、床板

 反対側のデッキを取り付け、さらにヘッドライト(LP42)も設置。何とか箱ができました。屋根の両端がちょっと長さが不足しているようですが、しかたありません。1㎜厚の板から床板も切り出しました。