蒸気溜とサンドドームは、キットでは真ん中の湯口をボイラーに差し込んで半田付けすることになっています。H御大によれば、これはもっての他で、ビス止めにしないといけないとのこと。たしかに微調整が必要になる可能性が高い部分ですからその方がいいようです。
そこで、ドームの内側に入る9㎜径と7㎜径の丸棒を穿鑿し、真ん中に2㎜ビス穴をつけたものを作りました。バーナーであぶって半田付け、ボイラーに取り付けることができました。
蒸気溜とサンドドームは、キットでは真ん中の湯口をボイラーに差し込んで半田付けすることになっています。H御大によれば、これはもっての他で、ビス止めにしないといけないとのこと。たしかに微調整が必要になる可能性が高い部分ですからその方がいいようです。
そこで、ドームの内側に入る9㎜径と7㎜径の丸棒を穿鑿し、真ん中に2㎜ビス穴をつけたものを作りました。バーナーであぶって半田付け、ボイラーに取り付けることができました。
径を縮小した煙室をロウ付けでとめました。ボイラーとのつなぎとなるリングを穿鑿。一番苦労したのは、20㎜の丸棒から突っ切ることでした。JHTの薄い突っ切り刃でこんな太いものを切るのは無謀だったのでしょう。少し進むとすぐに刃が引っかかって停止。これを何度も繰り返しました。
ボイラー側前部は、煙室をかぶせる必要がなくなったので、バンドのところまで、削りました。
それにしてもrailtruckさんに、丸める際は(直径マイナス板厚)×3.14、丸めたらロウ付け、と教えていただき、大変助かりました。ありがとうございます。
珊瑚のキットの煙室ですが、1.6mm切り取り、曲げなおした結果、18.3㎜径となりました。これで、線路から煙突までの高さは0.5㎜程度低くなるようです。ボイラーとつなぐリングを作らねばなりません。
1956年版のスタイルブックをめくっていたら、明治末期から大正初期に製造された木造客車の図面がありました。明治から大正にかけての客車については、模型雑誌で出合うことが少なく、もっといろいろ知りたいと思ってます。ダブルルーフ、ボギーというのが好み。オープンデッキだともっといいのですが。
以前、8620のボイラー径が7400と同じと書きました。書きましたが、「そんなこたぁねえだろう」との心内語があり、もう一度、数字を調べたら、やはり間違っていて、自分の設計ミス。18㎜径では大きすぎ、17.4㎜径にしなければなりません。仕方がないので、すでに丸めたものを1.9㎜縮め、曲げなおしました。煙室はさらに細く、16.8mmとする予定です。
テンダー上板は、キットのものでは当然ながら長さが不足するため、0.5㎜厚板で新製しました。