モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

モーガル競作 (32)

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ドーム内側

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取り付け

 蒸気溜とサンドドームは、キットでは真ん中の湯口をボイラーに差し込んで半田付けすることになっています。H御大によれば、これはもっての他で、ビス止めにしないといけないとのこと。たしかに微調整が必要になる可能性が高い部分ですからその方がいいようです。

 そこで、ドームの内側に入る9㎜径と7㎜径の丸棒を穿鑿し、真ん中に2㎜ビス穴をつけたものを作りました。バーナーであぶって半田付け、ボイラーに取り付けることができました。

モーガル競作 (31)

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リング

 径を縮小した煙室をロウ付けでとめました。ボイラーとのつなぎとなるリングを穿鑿。一番苦労したのは、20㎜の丸棒から突っ切ることでした。JHTの薄い突っ切り刃でこんな太いものを切るのは無謀だったのでしょう。少し進むとすぐに刃が引っかかって停止。これを何度も繰り返しました。

 ボイラー側前部は、煙室をかぶせる必要がなくなったので、バンドのところまで、削りました。

 それにしてもrailtruckさんに、丸める際は(直径マイナス板厚)×3.14、丸めたらロウ付け、と教えていただき、大変助かりました。ありがとうございます。

 

ナハフ7570、ナハニ8430

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木造客車

 1956年版のスタイルブックをめくっていたら、明治末期から大正初期に製造された木造客車の図面がありました。明治から大正にかけての客車については、模型雑誌で出合うことが少なく、もっといろいろ知りたいと思ってます。ダブルルーフ、ボギーというのが好み。オープンデッキだともっといいのですが。

 

モーガル競作 (29)

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ボイラー

 以前、8620のボイラー径が7400と同じと書きました。書きましたが、「そんなこたぁねえだろう」との心内語があり、もう一度、数字を調べたら、やはり間違っていて、自分の設計ミス。18㎜径では大きすぎ、17.4㎜径にしなければなりません。仕方がないので、すでに丸めたものを1.9㎜縮め、曲げなおしました。煙室はさらに細く、16.8mmとする予定です。 

 

モーガル競作 (28)

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珊瑚のボイラー

 珊瑚のキットですが、ボイラーをロウ付けしました。煙室はこれにかぶさる構造ですが、H御大によると、その結果、ボイラーの径がおおきすぎることになります。鉄道模型社のエッチングキットでは、煙室もボイラーも一体で同じです。さて、どうするか。

 今考えているのは、ボイラーを先端のバンドまで切り取り、煙室とつなぐリングを作り、煙室部分の径を0.2mm程度ボイラーより太くするというもの。果たしてうまくいくかどうか。