モーガル(Mogul)工場日誌

80分の1、16.5mmゲージを中心とした鉄道模型工作

モーガル競作 (105)

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バルブロッドの可動化

 バルブロッドは固定するつもりだったのですが、一大決心で可動化します。そのために、第一動輪のすぐ前にあった動輪押さえ板の止めビス受けを撤去して、新たに、動輪押さえ板の先端にビス受けを設置。台枠を結ぶ丸棒を大幅に欠き取りました。

 偏心カムやステムまでなんとかこぎつけたところです。

 なお、偏心カムの偏心量yと旋盤の三叉チャックに挟む厚みtの関係は次の通り(KKCの頭脳が解明してくれたそうです。)rは偏心棒の半径。

 y=(3(r+t)-squareroot(3×(3r*r-2rt-t*t)))/6

 

今回、t=0.5で、理論的にはバルブロッドが前後1mm動くようにしました。ほんとにそうなるか?

ED61の牽引する29両貨物列車

youtu.be

 MPギア化し、モーターをEN22としたED61です。単機で29両を空転することなく引き出し、4V、0.2Aで余裕の走りです。実物同様、粘着がいいので、大変使い勝手よろし。

モーガル競作 (101)

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ブレーキシュー

 割を入れたブレーキシューに0.3㎜洋白板から切り出した梃子を挟み、0.5㎜真鍮線のピンで止め、半田付けしました。牛歩です。これを一体どうやって取り付けるのか。

 押さえ板の取り付けネジやギアボックスが干渉して、第三動輪以外、左右を結ぶ渡し板を置くのは難しそうです。

モーガル競作 (100)

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ブレーキシュー

 ブレーキシューですが、9046を作った時、1.5㎜厚のドーナツ型円盤(縁つき)を多めに作っておいたのでそれを切り出しました。厚みの真ん中に#04の鋸刃を入れ、洋白の0.3㎜厚板で梃子を作ることができそうです。