小田急1000系は小田急の伝統的なスタイル（前面扉・手すりあり、戸袋窓あり）を維持しながらステンレス車という新しい時代をもたらした車両です。川重が営業で小田急にステンレス車を提案したところ、テカテカした感じが嫌だといわれ、それではと、つや消し仕上げを提案し、ようやく受け入れられたと雑誌記事で読んだことがあります。前面のFRPもつや消しステンレスに合わせて塗装したそうです。
残念ながら、更新工事をうけていない車両は廃車されつつあります。最近、自分が毎日乗る多摩線での運用が増えました（廃車されたワイドドア1000系の代わりでしょうか）。
